ザッパラス、16年4月期は減収減益、最終赤字に…子会社売却とキャリア公式サイトの売上が減少

ザッパラス<3770>は、6月13日、2016年4月期の連結決算を発表し、売上高55億5800万円(前の期比26.7%減)、営業利益2億3900万円(同53.6%減)、経常利益1億6000万円(同78.0%減)、最終損益5億3900万円の赤字(前の期は2億4200万円の黒字)と減収減益、最終赤字転落となった。
 

同社では、コマース関連事業の整理に伴い、ビーバイイーとcaramoの株式を譲渡した影響とキャリア公式サイトの売上高が減少したことにより、売上高が減少したため、と説明している。経常利益については為替差損が発生したことが響いた。

また最終赤字となったが、これはのれんの減損損失などを特別損失として計上したことや、売却したビーバイイーとZappallasの収益性が低下したことに伴いそれぞれ2億1100万円と、1億0100万円の繰延税金資産を取り崩した結果、法人税等調整額(損)を計上したという。

なお、2017年4月期の業績予想は非開示。現時点で合理的な予想を算定することが困難なため、としている。

 
株式会社ザッパラス
http://www.zappallas.com/

会社情報

会社名
株式会社ザッパラス
設立
2000年3月
代表者
代表取締役 玉置 真理
決算期
4月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3770
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