gumi<3903>は、6月13日、東京都内で2016年4月期の決算説明会を開催した。決算説明会では、國光宏代表取締役社長が今後の取り組みとVRへの取り組み、川本寛之代表取締役副社長が第4四半期および2016年4月期の業績概況を説明した後、質疑応答が行われた。
今回はその中から同社の第4四半期期間(2~4月)業績のトピックスを紹介したい。
同社の第4四半期期間は売上高、利益ともに3月に発表された予想数字を上回っての着地となったが、その表面に見える数字以上の変化が起こっている。1つはグロス売上が過去最高を記録したことだ。ユーザーのコイン消費額ベースで見ると、この四半期は上場直後の数字も上回る水準になってきたという。
そしてもう1つが『ブレイブ フロンティア』の売上高全体に占める比率が約25%にまで減少したことだ。これは『ブレフロ』自体の売り上げが減少しているということはあるものの、前述の通り、グロス売上高は過去最高水準となっていることから、そのほかのオリジナルタイトルが順調に育ってきたことが数字に表れていると評価することができるだろう。
まだ、完全な収益体質への転換が実現できるかは今期の実績を見て確かめる必要があるが、『ブレフロ』1本足打法だった過去のピーク期に比べ、より土台のしっかりとしたアプリポートフォリオの構築ができつつあると言えるのではないだろうか。
なお、今後の新作については、8本がパイプラインにあるが、そのリリースは「大半が年内になる」(川本副社長)としていた。
今回はその中から同社の第4四半期期間(2~4月)業績のトピックスを紹介したい。
■4Qのグロス売上高は四半期ベースで過去最高に
同社の第4四半期期間は売上高、利益ともに3月に発表された予想数字を上回っての着地となったが、その表面に見える数字以上の変化が起こっている。1つはグロス売上が過去最高を記録したことだ。ユーザーのコイン消費額ベースで見ると、この四半期は上場直後の数字も上回る水準になってきたという。
そしてもう1つが『ブレイブ フロンティア』の売上高全体に占める比率が約25%にまで減少したことだ。これは『ブレフロ』自体の売り上げが減少しているということはあるものの、前述の通り、グロス売上高は過去最高水準となっていることから、そのほかのオリジナルタイトルが順調に育ってきたことが数字に表れていると評価することができるだろう。
まだ、完全な収益体質への転換が実現できるかは今期の実績を見て確かめる必要があるが、『ブレフロ』1本足打法だった過去のピーク期に比べ、より土台のしっかりとしたアプリポートフォリオの構築ができつつあると言えるのではないだろうか。
なお、今後の新作については、8本がパイプラインにあるが、そのリリースは「大半が年内になる」(川本副社長)としていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903