ソニー・インタラクティブエンタテインメント、「PS4」好調で16年3月期の営業益は275％増の257億円と大幅増益

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、この日（6月20日）付の『官報』に、2016年3月期の決算を発表し、売上高8383億円（前の期比3.3％増）、営業利益257億円（同275.1％増）、経常利益249億円（同827.0％増）、最終利益143億円（同366.5％増）と大幅な増益を達成した。

ソニーの決算短信でのゲーム関連事業の説明をみると、「PS3」のソフトとハードは減収となったものの、「PS4」のソフトウェアとハードウェアの販売が伸びたことが増収につながった。そして、利益の大幅な伸びについては、PS4のソフトウェアの増収と、ハードウェアのコスト削減が奏功したとのことだった。また営業外損益での赤字が大幅に減ったことも経常利益の増加に寄与した模様だ。