CyberZといえば、サイバーエージェントグループにおいて広告効果測定ツール「Force Operation X(以下、F.O.X)」と広告代理事業を展開する企業として知られているが、最近ではゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」、さらにe-Sports大会「RAGE」の運営といったゲーム関連事業にも力を入れている。今回、山内隆裕社長にインタビューを行い、採用動向について話を聞いた。
――:よろしくお願いします。最近の採用状況を教えていただけますか。
採用に関しては以前からかなり力を入れています。創業から現在まで最終面接は必ず私が行っています。2015年は約100名の入社がありましたが、その面談も自ら行っており、このスタンスはサイバーエージェントの役員になってからもかわりません。私は人=事業だと思っており、いい人が採用・活躍してくれれば必然と事業が成り立っていくと考えています。
採用状況に関しては、広告効果測定ツール「F.O.X」、国内外の広告代理事業、メディア事業「OPENREC.tv」、e-Sports大会「RAGE」の4セクションにおいて、それぞれ5人ほど、合計20人ほどの募集を行っています。
おかげさまで事業も順調に拡大しておりますので、RAGEのイベント企画の仕事はもちろん、広告代理事業、OPENREC.tvなどで、どんどん優秀な人に入ってもらいたいと考えています。
――:採用実績はどういった状況なのでしょうか。
従業員数は2015年だけで100名ほど増えました。また今年の4月には新卒と中途で30名ほどが入社しました。平均すると、1月あたり10人ペースで入社している状況です。
――:募集されている職種は。
営業や、海外担当、エンジニア、イベント企画といった職種ですね。特にエンジニアは積極的に採用しています。OPENREC.tvはアプリ、WEB両方でサービス展開しており、toC向けメディアで開発に携わっているエンジニアの方、サーバサイドやインフラエンジニアなどの採用は特に注力しています。また、開発に集中できる環境としてエンジニア専用のオフィスもあります。エンジニア以外の入室が制限されていたり、電話をおいていないので呼び出し音で集中がきれることがないよう工夫したつくりにしています。
――:こういう人に来て欲しいという希望はありますか?
当社は、広告代理事業やF.O.Xはもちろん、OPENREC.tvやRAGEなどで多くのゲーム会社様とお付き合いをさせていただいており、ゲームに関わる仕事の比率が大きいです。また、ゲームに特化したマーケティングツール・広告プロダクトの開発にも注力しています。
したがって、ゲームの好きな人や、ゲームに詳しい人に来ていただきたいと思っています。イベント企画や営業、マーケティングはもちろん、エンジニア、営業など、どんな職種であっても、これは必須の条件といえます。最近ではゲームメディア・テレビ局・ゲームディベロッパーから転職されるメンバーの比率が大きくなってきています。
あとは、当社のマインドさえマッチしていればお互いに良いことではないかと思います。
――:マインドとはどういった意味でしょうか。
当社は、前向きに新しいことへ取り組んでいくというカルチャーが浸透している会社ですので、そういう風土の職場が好きな方がいいと思います。象徴的な取り組みでは、半年に一度実施される「先送り撲滅会議」というものがあります。「先送り撲滅会議」とは経営課題について議論しそれに対する解決策をその場で決議する会議です。そこでは若手・ベテラン問わず自ら手を上げ提案することができます。過去その会議において、F.O.Xの開発責任者がOPENREC.tvへの転身を提案し決議されたりと、新たに挑戦する風土を全社で醸成する取り組みもあります。
――:CyberZで働く面白さはどういった点にありますか?
とにかく一人ひとりの裁量が大きく、手を挙げれば大きな仕事が任せられることですね。当社は、小規模なプロジェクトを組んで動かしていますし、新規事業も積極的に立ち上げていく風土があります。
人間は、責任の大きさに比例して成長していくものだと思いますので、早く成長してキャリアを積みたい、チャレンジしたいという方には当社はすごく面白い会社だと思います。自分でどんどんやりたい人は本当にウェルカムです。
――:ありがとうございました。
(編集部 木村英彦)
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会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月