【ゲーム株概況(7/14)】『ポケモンGO』好調の任天堂が新高値、モバファクS高 外資系レポートでネクソン、DeNA高くコロプラ、ミクシィ、グリーが大幅安
7月17日の東京株式市場絵は、日経平均株価は4日続伸。前日比154.46円高の1万6385.89円で取り引きを終えた。米国株式市場でNYダウが史上最高値を更新したことを受けて、朝方から買い優勢で始まった。また一時もみ合う場面もあったが、為替が1ドル=105円台まで円が下げたことをきっかけに引けにかけて上げ幅を拡大した。
こうしたなか、ゲーム関連株については、任天堂<7974>が大幅反発。年初来高値を更新した。同社とポケモン、Nianticの新作アプリ『Pokémon GO』の好調が引き続き材料視されている。この日は米調査会社による本作のアイテム販売収入についての調査内容が日経新聞により伝えられたほか、ドイツのApp Store売上ランキングでも本作が首位に立ったことが材料視された。モバイルファクトリー<3912>もストップ高まで買われた。
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また、1対2株の株式分割を発表したエクストリーム<6033>も大幅高(関連記事)。
他方、クレディ・スイス証券のレーティングを受けて、一部ゲーム関連株は高安マチマチ。「アウトパフォーム」でカバーを開始したディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>や、ネクソン<3659>が買われた一方で、新規「ニュートラル」としたミクシィ<2121>、コロプラ<3668>、そして「アンダーパフォーム」としたグリー<3632>が大幅安となった。
このほか、ケイブ<3765>も大幅続落だった。同社は13日、2016年5月期の決算を発表し、営業利益が1億0500万円と黒字転換に成功したものの、目先材料出尽くしとなった模様。
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■ゲーム関連株
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974