メタップス、第3四半期の営業損失は3.95億円と赤字幅拡大…新規サービス開発の先行投資や販管費の増加で、5月単月は黒字達成と発表

メタップス<6172>は、7月15日、第3四半期(2015年9月~2016年5月期)の連結を発表し、売上高55億9600万円(前年同期比88.7%増)、営業損益3億9500万円の赤字(前年同期2億5800万円の赤字)、経常損益5億1300万円の赤字(同2億5700万円の赤字)、最終損益7億0500万円の赤字(同2億7800万円の赤字)となり、大幅増収・赤字幅拡大となった。
 


同社では、主力のアプリ収益化事業は堅調に推移したものの、決済プラットフォーム“SPIKE”をはじめとする新規サービス開発のための先行投資を積極的に実施したこと、企業買収及び組織再編に係る販管費の増加などにが主な要因と説明している。ただ、5月単月については、監査対象外ながら、営業黒字に転じたとのアナウンスもあった。黒字額については非開示となっている。

なお、自己資本比率が前期末の86.0%から45.6%に急激に低下したが、自己資本が減ったというわけではなく、決済プラットフォームの開始に伴う預り金の増加や、長期借入金と1年以内に返済予定の長期借入金などが発生したことによる。

2016年8月通期は、売上高90億円(前期比118.1%増)を見込む。
 
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
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