コーエーテクモHD、1Qは12%増収、70%営業増益に 主力のエンタテインメント事業が16%増収 『妖怪三国志』や『信長の野望 201X』が貢献

コーエーテクモホールディングス<3635>は、7月25日、2017年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上高79億6500万円(前年同期比12.9%増)、営業利益11億7800万円(同70.6%増)、経常利益12億3100万円(同58.6%減)、四半期純利益10億8200万円(同46.7%減)となった。
 

世界最大級の中国スマートフォンゲーム市場へ向けて『真・三國無双6』のライセンス契約を締結し、日本のみならずグローバルで取り組みを強化した。収益面では、ロイヤリティ収入が好調に推移し、リピート販売やデジタルコンテンツ販売が伸長したが、金融市場の一時的な変動により有価証券評価損などが生じたほか、有価証券売却益が減少した結果、金融収益が前年同期を下回った。

主なセグメントの状況は以下の通り。

①エンタテインメント事業…売上高67億6700万円(前年同期比16.2%増)、セグメント利益9億7900万円(同89.4%増)
・「シブサワ・コウ」ブランドは、レベルファイブの『妖怪ウォッチ』と『三國志』とのコラボレーション作品『妖怪三国志』(ニンテンドー3DS用)が発売され、人気を集めた。また、リリースから1周年を迎えた『信長の野望 201X』が前年を上回る収益を上げたほか、『100万人の信長の野望』『100万人の三國志』などの主力ソーシャルゲームも引き続き堅調に推移した。日本・アジアにて展開している『大航海時代Ⅴ』は登録者数が300万人を突破した。

・「ω-Force」ブランドは、開発を担当した『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』(PS4、PS3、PS Vita用)が、「ドラゴンクエスト」シリーズ30周年記念タイトルとしてスクウェア・エニックスよりリリースされた。アジア向けには、『進撃の巨人』(PS4、PS3、PS Vita用)を発売した。

・「Team NINJA」ブランドは、『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune/Venus』(PS4、PS Vita用)にて基本無料版の配信を開始し、ダウンロードコンテンツの売上が伸長した。また今冬の発売を予定している『仁王』(PS4用)のα体験版は、10日間限定での配信ながら、全世界で85万を超えるダウンロード数となった。特に欧米のα体験版プレイヤーの90%以上から高評価を得ている。

・「ガスト」ブランドでは、『よるのないくに』(PS4、PS3、PS Vita用)をアジア向けに、『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』(PS4、PS3、PS Vita用)を欧米向けに発売した。

・「ルビーパーティー」ブランドでは、「遙かなる時空の中で ファン感謝祭」「金色のコルダステラ・コンサート 2016」のイベントを開催した。CD・DVDなどの関連グッズやソーシャルゲーム、ネイティブアプリも堅調な売上となった。

②SP事業…売上高4億4500万円(同0.9%減)、セグメント利益1億7600万円(同2.9%増)
パチンコ・パチスロ機への液晶ソフトの受託事業が堅調に推移した。

③アミューズメント施設運営事業…売上高2億9300万円(同018.2%減)、セグメント利益2400万円(同4.3%増)
キッズ施設の運営やプライズゲーム機が引き続き好調を維持し、既存店売上も伸長したほか、運営コストの継続的な見直しにより収益力が向上した。

■2017年3月期の予想は据え置き
なお、2017年3月期通期の予想は、従来予想から変更なく、売上高420億円(前期比9.6%増)、営業利益115億円(同3.9%増)、経常利益160億円(同1.6%増)、当期純利益110億円(同1.3%増)の見込み。
 
 
 
コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高727億5900万円、営業利益345億2700万円、経常利益486億9600万円、最終利益353億5900万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
企業データを見る