ワンダーリーグ、スマートフォンVRコントローラー「Vroom Project」をKicskstarterで先行リリース
ワンダーリーグは、10月7日、スマートフォンコンテンツ開発の技術を生かして、スマートフォンVR市場に参入し、世界展開の布石としてKicskstarterにおいて、VRコントローラー「Vroom Project」を先行リリースしたと発表した。2017年春に正式ローンチ予定。
「Vroom Project」とは、Google Daydreamがカバーしない領域(対応端末)やビジネス概念(カスタマイズ可能)をVroomが補完することで、DaydreamとともにスマートフォンVR市場をけん引していく第三のスマートフォンVRプラットフォーム。
1. iPhone6・7及び既存のandroid端末に対応するモーションコントローラーを企画、開発、提供する。
2.コントローラーはオープンソースとして誰もが開発可能になる。
3. Unityに対応した開発環境(SDKとアセット)があり、誰でも手軽に対応アプリが開発できる。
2.コントローラーはオープンソースとして誰もが開発可能になる。
3. Unityに対応した開発環境(SDKとアセット)があり、誰でも手軽に対応アプリが開発できる。
VRコントローラーの利用方法としては、iPhone6や7のほか、Gear VRにも対応しているため、そこでの利用を想定しているとのことだ。さらに、スマートフォンなしに動作する「一体型VRビュー ワー」でも活用することができるとのこと。
スマートフォンで気軽に体験できるVRビューワーは一般的になりつつあるが、VRコントローラーが不在であったことから「見るだけのVR」だった。こうしたなか、VRコントローラーを備えるgoogle Daydreamが登場したことで、スマートフォンにおいても魅力的なVRゲームがリリースされ、市場を牽引していくと予測されている。
同社では、アプリデベロッパーやVRビューワー開発メーカー、玩具メーカーなどにVroomを開放し、Vroomを活用したVRアプリやコンテンツ制作を支援するほか、アプリ開発ツール、相互送客ネットワークの実現なども行っていく考え。
<Vroom Projectのラインナップ>
ハードウェア領域
・Vroomモーションコントローラー
・Vroomオープンソースキット
・Vroomファームウェア
ソフトウェア領域
・Vroom SDK for unity
・Vroom Asset for unity
開発者向けサービス
・Vroomデベロッパーズクラブ
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