Wake Up, Girls!「僕らのフロンティア」発売直前インタビュー 吉岡茉祐さん、田中美海さん、青山吉能さんに聞く、初のタイアップ曲にかける思い



人気声優ユニット「Wake Up, Girls!(以下、WUG)」は、最新シングル「僕らのフロンティア」を11月25日(金)に発売する。本作はWUG以外では初となるTVアニメ「灼熱の卓球娘」のタイアップとなり、ユニットとして新たな展開を目指す大きな一歩となる。Social Game Infoでは吉岡茉祐さん(写真中央)、田中美海さん(写真右)、青山吉能さん(写真左)にインタビューを行い、初タイアップ曲にかける思いや注目ポイントなどについて話を聞いた。


――:よろしくお願いします。今回の「僕らのフロンティア」はWUG以外の作品との初めてのタイアップ曲になります。初めてお聞きしたとき、びっくりしたのですが、皆さんはいかがでしたか。

吉岡さん:メンバーの7人が大きい会議室に呼ばれて、アニメ「灼熱の卓球娘」とのタイアップが決まったことを突然告げられました。WUGの7人だけでなく、プロデューサーさんが2人、マネージャーさんが2人もいらして、全員揃うことは年に1回あるかどうかなので、今回は何だろうと思いました。その時は、「もしかして解散?」など、不穏なことも頭によぎりました。アニメも続・劇場版からひと段落してWUGとして方向性を考える時期でもありました。その意味で、これからの目標がひとつ決まったという意味では、すごく良い道標になったと思いました。

田中さん:私もまさかWUG以外のアニメ作品とタイアップするとは夢にも思っていなかったので、びっくりしました。あまりのことで、最初はすんなり受け入れることができなかったのですが、「決まったことだし、やるしかない」と思いました。



――:アニメがひと段落して、これからどうするんだろうというのはあったと思いますが、新しい方向性が見つかったということですね。

吉岡さん:実は7人で話した時に、今回のタイアップについて、不安だと話すメンバーもいて、それだけ大きな決断だったと感じました。プロデューサーさんから大きな会議を何回か重ねたうえで決定したという話もお聞きしましたので、大きな一歩なんだと強く感じました。


――:上の方々にとってもユニットに可能性を感じたということでしょうね。

吉岡さん:タイアップを任せてもらえるくらいのユニットとして認知していただいているということでもありますから、うれしいのですが、同時に、これからもっとがんばらないといけないと思いました。


――:これからもこういうかたちでタイアップはやっていきたいと思いますか。

吉岡さん:私としては、せっかくのタイアップですし、今回だけで終わりにしたくないです。1回だけで終わるのは逆に中途半端になりそうですし。せっかく新しいスタートを切ったので、続きが欲しいと思うのは必然かな、続いてこその結果かなと思います。そこは縁と運もありますが、つながりを大事にしていきたいし、WUGが拡がるきっかけにもなると思うので、そういう意味だと前のめりで行きたいです。
 


――:田中さんはご自身が声優として出演されているアニメ「灼熱の卓球娘」とのタイアップということで驚かれましたか?

田中さん:そうなんです。複雑な気分と言えばそうでしたが、まゆしぃが言っていたように、WUGをいろいろな方に知ってもらうきっかけにもなるし、良いことだと思いました。


――:楽曲を聞かせていただいたのですが、表現というか歌の表情みたいなものが以前に比べてすごく豊かになったと思いました。最初に曲のデモテープを聞いた時はどのように表現していこうと思われましたか?

吉岡さん:タイアップということもありますが、今までのアニメのWUGの曲とは全然違う曲調になっていて、なおかつ歌い方も今回はキャラクターを離れて自分自身で、ということもあったので、最初に聞いたときは新しいと同時に難しい課題が一つできたと感じました。今までキャラクターと自分の間くらいのところはあったのですが、最初はレコーディングで何パターンか録ってどれが一番自分なのかという、それこそ自分探しから始めました。新しいレコーディングの方法で、かなり難しかったですね。


――:キャラクターとして歌うのと個人として歌うのはやはり全然違うのでしょうか?

青山さん:違いますね。曲調にあわせて雰囲気を変えたりしないといけないので、レコーディングは大変でした。


――:歌詞を最初に見たときはどう思われましたか?

青山さん:サビの歌詞は最初が「Blue Blue Sky」で、さわやかだなと思いました。

田中さん:空があって広がっている~!みたいな感じでしたね。

吉岡さん:WUGは、闇からの光というような曲が多かったので、最初から光を歌うのは新しいと思いました。でも「記録ぬりかえられなかった」という歌詞など” 闇”も入っていて、WUGらしさも失われていないと思いました。只野菜摘先生は、WUGの歌詞を書いてくださっているのですが、私たちのことをよくご存知で、最初からずっと歩んできたことも改めてわかったので嬉しく感じました。



――:ライブで披露されていましたが今までと違うなかにもメロディなどWUGらしさはあるなと思いました。

吉岡さん:「僕らのフロンティア」は、WUGのライブの中に1曲入ってきても、ライブ全体の雰囲気を残しつつ、新しさも入れるという意味で、良い感じの中間地点をとっているなと思いました。


――:振り付けはいつもと違うところはあったのでしょうか?

吉岡さん:振り付けは、WUGの曲をこれまで振り付けてくださってきた方でしたが、今回は、仙台の「すずめ踊り」をモチーフにした振りがサビに入っています。アニメ「灼熱の卓球娘」の中で「雀が原中学」が出てきます。「雀が原中学」と「すずめ踊り」を掛けて、さらに仙台と言えばWUGですので、そことも掛けてくださったそうです。

青山さん:過去の曲では、メンバーが一列に並んで手をつなぐラインダンスのようなことはほとんどしたことがなかったのですが、これまで披露してきたライブのお客さんの反応を見ると好評だったと思います。

吉岡さん:初披露の時は、歓声とどよめきなど、いろいろなものが混じっていたよね(笑) どうしたら良いのかわからない方もいらしたみたいで、あの空気感は面白かったです。私たちですら驚いた「灼熱の卓球娘」とのタイアップの発表でしたし、さらに新曲も初披露したわけですから、「のれない!」となるのも仕方ないですね(笑)


青山さん:それでも昼の部で披露すると、夜の部では、みなさん覚えてくれて、会場の一体感を感じましたね。びっくりでしたし、感動しました。
 


――:レコーディングは7人そろって収録をされたのでしょうか?

田中さん:いつもひとりひとりで収録しています。今回は私が最初でした。ひとりずつ順番に録って、自分の前に収録した人の歌を聞いてからレコーディングに入ります。

吉岡さん:最初にレコーディングした人のものが雰囲気の見本になりますね。

青山さん:最初の人が時間をかけて録って雰囲気を固めて、あとの6人が続く…という流れができている気がします。

吉岡さん:私は、美海の収録を聞いてからレコーディングしました。そのとき、私の後だった愛理(永野愛理さん)から「雀が原中学」のすずめ踊りの話を聞いたんです。愛理は仙台出身ですずめ踊りを知っていて、すずめ踊りの動画を見ながら、この曲のこの部分とマッチしているという話をしました。



――:私もすずめ踊りは初めて聞きました。

吉岡さん:仙台の人からしたら割りとポピュラーな踊りみたいです。

田中さん:愛理は踊れたよね。

青山さん:仙台では学校でも習う有名な踊りみたいです。



――:なるほど。そういうことだったんですね。収録中など、なにか印象的なエピソードなどはありましたか?

青山さん:Aメロの私のパートの「記録ぬりかえられなかった」という歌詞があるんですけど、一拍前にブレスの音が大きく入っています。これは作曲された広川恵一さんから、「ブレスはもう少し長めで」と、歌よりもブレスをディレクションされました。

吉岡さん:確かに印象的だよね。

青山さん:ライブでもやったほうが良いのかなと思って必要以上に呼吸しています。

吉岡さん:その部分が良いという人も多いよね。

青山さん:広川さんはブレスも含めて音楽にしちゃうんですよね。「天才かよ!」と思いました(笑)



――:ブレスをそうやって活用されているんですね。勉強になりました。

青山さん:7人もいると、ブレスは消されることが多いですね。自然のブレスだと思われているかもしませんが、ブレスだけで5、6回は録り直しています。なかなか大変でした。ぜひ聞いてほしいです。「僕らのフロンティア」の曲調だから映えるというところもあると思います。
 


――:吉岡さんはいかがですか?

吉岡さん:収録とはまた違いますが、ミュージックビデオを撮影した時がすごく印象に残っています。弓道未経験者でしたが、弓を引きました。動画をみて勉強したものの、どれが正解なんだろうと迷いました。現場でスタッフさんの中に弓道の経験者がいらっしゃるだろうから、お聞きすればいいかと思っていたのですが、いらっしゃらなくて…。少し遠めから撮影してくださいとお願いしたんですけど、かなり寄りでした(笑)


――:弓道の経験者のように見えました。

吉岡さん:いえいえ、雰囲気を出すのは上手いんです。オーラを出すのだけは良いんです。「キリッ」は得意です。それ以外はもうダメダメで(笑) あの時は1回しか射なかったんですが、難しいですね、弓道って。
 


――:構えだけで終わりではなかったんですか。

吉岡さん:はい。実際に射ました。撮影した場所は、剣道場でした。ミュージックビデオでは的は映ってないのですが、レフ板が的でした。レフ板を外してしまうと、いけないところに飛んでしまうので、スタッフさんから「必ず的に当ててください」と言われて…。「初心者ですよ、私! 今日初めて打つんですよ!」と思いましたが、的を射ることができました。本当に誰も怪我しなくて良かったです。


――:すごいですね。才能があるんじゃないでしょうか。これから続けていこうとは思いますか?

吉岡さん:機会があればもう一回くらいはやりたいですね。はまったら絶対楽しいと思います。一回先生に習いたいなと思いました。

青山さん:私は書道のシーンがありましたけど、当日撮影の場所に行くまで何を書くか知らされていませんでした。結局、「灼熱の卓球娘」と書いたのですが、1回目のカットで灼熱の「熱」を間違えて「燃」と書きました。お手本もなくて、書き順序や書き方も全部撮影されているので、緊張してしまい、うっかり「灼燃の卓球娘」と書いてしまいました。すごくしっとりした顔で「灼燃」と書いたら現場がざわざわし始めて(笑) なんだろうと思っていたら、「灼燃の」の「の」を書く途中でカットが入りました。

 


田中さん:「灼燃」のほう、誰かにプレゼントしたいね。

青山さん:事前に「これを書くので準備してきてください」と言ってくれたらもっと上手に書けたのにね(笑) 本当にもう! 書道が得意と言っているのに、あまり上手にできなかったのでここで弁明しました。これは大事なことですから絶対に記事に載せてくださいね(笑)



――:はい。田中さんは卓球をされていましたね。

田中さん:そうなんですよ。卓球をしました。あの時はちょっとへっぽこでしたが、今はバシンバシン!です。
 

吉岡さん:え、本当?

田中さん:めっちゃラリーできるようになりました。褒められました。面白い話というか歌詞の中に「大切な日にケガしちゃった」とあるのですが、歌詞割りを決めたプロデューサーさんから、「これは美海だろ」という話になったんです。実は、私デビューする直前に骨折してしまったことがあったんです。

吉岡さん:初めてメディアに出るお披露目の日の直前でしたね。

田中さん:最初に歌の振り分けのない歌詞が送られてきたのですが、歌詞を見て「この部分は絶対私以外ないだろうな…」と思っていたら、次に送られてきた振り分けの書いてある歌詞のその部分は「田中」と書いてあったので、やっぱりと思って気合を込めて歌いました。

青山さん:その直後に歌っている「きみがそのぶんまで走った」は私が歌っているのですが、特にそんなエピソードはありません!

一同:(笑)

吉岡さん:そこは何かあってよ(笑)

田中さん:そこは何か探し出して(笑)

青山さん:そこはMCがんばった、で良いんじゃないかな。「きみの分までMCがんばった」と歌詞を良い感じに解釈していただければ。



――:(笑) これ以外に曲の中で注目してほしいところはありますか?

青山さん:今までWUGはいろいろな楽曲を歌わせていただいたんですが、私とまゆしぃが一緒に歌うパートが一個もなかったんです。7人で歌ったり、交互に歌ったり、ということはあったのですが、一緒に歌うパートがなくて、二人の歌詞割りパートは初めてと思います。大サビ前の大事なところなので何か意図があるのかなと思います。

吉岡さん:なかったっけ? ないか。

青山さん: うん。初めて歌うからこそ、声がここまで合うんだと初めて気づきました。「もうちょっと もうちょっと つかめそう」というところですごく伸ばすのですが、ぴたっと合うのが気持ちよくて、「いつもまゆしぃ最高!」とドヤ顔で歌っています。2人で歌っている曲も実はあるのですが、私たちの名義では初めてで感慨深いのでぜひ聞いてほしいと思います。


田中さん:「憧れのほうへ」というサビの中でもメロディが変わるところを私がソロで歌うんですが、めちゃくちゃ高くて難しかったです。

青山さん:7人で歌っていたサビを突然、美海がひとりで歌い出すんですよ、そこが際立って最高ってなります!

田中さん:ライブでも緊張する場面でもあるんですが、その後に「フロンティア」ってあるのですが、また7人に戻るんです。この一連の流れがすごく好きですね。お勧めです。

 


――:ライブでは気が付くと終わってしまったという感じだったのでCDが発売されたら改めて聞きたいです。あと、ツアーで初めて披露されてから2か月近くたっていると思いますが、当初からの曲に対する印象が変わったというのはありますか?

吉岡さん:初お披露目の時のツアー以降、何回か歌わせてもらいました。ハモリを吉能が主にやっていて、収録のときには私もやらせてもらって、すごくハモリが綺麗にはまるなという印象があったのですが、ライブで聞くとより綺麗だなと思う瞬間があります。CDはCDですごく綺麗ですが、ライブになるとまた違った厚みがありますので、ぜひライブで聞いてほしいなと思います。


――:WUGとしてハモリをしっかり入れるようとなったのはいつ頃からですか?

田中さん:昨年の「少女交響曲」からだと思います。「少女交響曲」はハモリが目立つ曲だったから担当の吉能とまゆしぃと香耶(奥野香耶さん)の3人ががんばってくれています。最初はその曲だけでしたが、他の曲でもやりたいねと話していて、「この曲ハモっても良いですか?」とプロデューサーさんにお願いして、地道に曲を増やしていきました。レコーディングするときも2人がハモリをやってくれるので、私はレコーディングがすぐ終わっちゃうんです。

青山さん:私たちはハモリからが本番みたいなとことありますから!「はい、本線終わりました。次はハモリですね!」みたいな(笑) 「僕らのフロンティア」のハモリは結構難しくて「Blue sky」が半音だけ下がるんですよ。半音だけ下がらなくても綺麗な長調な感じなのですが、一個下げることでこんなに変わるんだと思いました。ハモリを決めているのは広川さんですが、「僕らのフロンティア」はハモリから別格だなと思いました。そこは下ハモじゃくてメロディより上のラインでハモるとか、下から上に変わるとか、すごいハモリを作られるので天才なんだと思いながら、ライブでは苦労しております(笑)

 


――:しかし、ツアーで「ぼくらのフロンティア」を含めて、曲を聞いた時にすぐに「あ、去年と全然違う。すごい!」と感動しましたが、どういうことだったのか納得しました。すごくレベルアップしているんですね。

青山さん:うれしいです。デデデ(笑)

吉岡さん:どんな笑い方だよ!



――:ミュージックビデオでは部活のシーンがありますが、学生の時にこういう部活をやりたかったというのはありますか?

一同:やりたかった!? 何だろういっぱいあるー。

吉岡さん:中学の時には部活をやっていたのですが、高校の時はこの活動もあって所属できなかったんです。土曜日もやる部活が多くて、結局所属できなくて帰宅部だったのですが、その縛りさえなければ放送部に絶対入っていました。

田中さん:私は放送部だった。でもうちの放送部は体育祭の2週間前の期間しか活動しないんです。

吉岡さん:うちの高校では、がっつり活動して大きな大会に出ていました。本格的に活舌練習やアナウンス練習などいろいろやっていて、これは絶対練習になると思っていたですが、土曜日も活動するのかと思って…。

青山さん:私は高校時代はやりたいと思ってなかったけど…マネージャー!何かのマネージャー!

吉岡さん:でたよー、でたでたでたでたー(笑)

青山さん:高校時代のマネージャーというと可愛くてモテて、カースト制で例えるなら、一番上というか、一番幸せな軍団がなれる職業がマネージャーでした。20歳になって高校と縁が遠くなっていくにつれて、マネージャーって夢のようだと思います。

 


吉岡さん:野球ボールのお守りをつくっている人もいたね。イニシャルをいれて。

青山さん:今思うと、良いなーと思うし、あの時は1軍の人が怖かったのかな。自分は3、4軍とかだったから…。

吉岡さん:けっこう下だったんだ(笑)

田中さん:マネージャー、良いよね。野球部とかサッカー部とかバスケ部とか。

青山さん:怖かったー。マネージャー。いまならできそう。がんばろー!

吉岡さん:もうできないよ。戻れないよ(笑) 美海は?

田中さん:私は吹奏楽部に入りたかった。中学の時に入りたかったけど、同じ学年で入った子が1人しかいなくてその子も結局、辞めてしまって…。高校になると経験者ばかりなので未経験者は入りづらいんです。トランペットやドラムをやってみたかったし、楽器がひとつできればすごく良いなと思っています。まゆしぃがやっていた弓道とか剣道とか日本的な部活もやってみたかったですね。

青山さん:柔道?

田中さん:柔道はちょっと…。

青山さん:相撲?

田中さん:相撲もちょっと(笑) バカにしすぎ(笑) 自分の体じゃなくて道具を使ったような競技がいいです。たまに制服で薙刀を持っている子や、袴を着て電車乗っている子を見ると、カッコ良いと思います。これから大会なのかな。ドキドキ。文化部だと制服のままできるからユニフォームに憧れます。



――:ミュージックビデオでは、みなさんがそれぞれやりたかったことをやっているのでしょうか?

吉岡さん:みんながみんなそういうわけではないです。

青山さん:自分がやっていた部活をやった子もいます。陸上部の子が陸上を、吹奏楽部の子がフルートを吹くシーンもあります。私は書道が特技でしたから。

 


吉岡さん:私はプロデューサーさんから言われました。顔が弓道っぽかったから(笑)

青山さん:顔が弓道(笑)



――:弓道とかアーチェリーは射る直前に顔が「キリッ」としますね。

吉岡さん:あれはかっこいいですよね。自分の高校に弓道部ってなかったんだよね。

青山さん:弓道場がないと、なかなかないよね。でもそれぞれの部活の雰囲気ってあるよね。

田中さん:卓球部は「◯◯◯」とか、バスケ部は「◯◯◯」とか、イメージがあるよね。学生の時って。

吉岡さん:今となっては何も偏見もない。卒業したら全部、青春に見える。青春時代に戻りたい(笑)


一同:(笑)


――:最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

吉岡さん:初めてのWUG以外のアニメ作品とのタイアップということもあって、いままでWUGを知ってくれていた方には新しい一面を、はじめましての方にはWUGからアニメに入ってもらうひとつの入り口になればと思います。「灼熱の卓球娘」から入った方にもWUGから入った方にも両方ともに愛される曲になるように、これからライブなどで盛り上げていきたいです。もしイベントやライブがあったときには遊びに来ていただけたら嬉しいです。

青山さん:今回、他の作品との初タイアップということで、ビジュアルにも注目してもらえたらと思います。私は笑わない表情は苦手なのですが、今回はジャケットでも、カッコイイ表情をしていて珍しいです。今までWUGは髪型が決まっていて、私は「ストレート、ロング、以上」だったんですが、今回はみんな個性が光に光っている髪型なので、ビジュアル面でも新たな一歩というか挑戦をしています。小さな一歩かもしれないけど一歩一歩を大事にしてこれからもみなさんと一緒に進んでいけたらなと思いますので、かっこ良い顔をしている青山とともにぜひぜひ楽しんでいただけたらと思います!

田中さん:WUGは、新たな一歩を踏み出していて、これからも舞台やイベントもありますし、新しいことにどんどんどんどん挑戦していきます。みなさんの期待にこたえられるように私たちもがんばりますのでこれからもWUGをよろしくお願いします。


――:ありがとうございました。


 
■僕らのフロンティア
 

<商品情報>
発売日:2016年11月25日(金)
タイトル:僕らのフロンティア
アーティスト:Wake Up, Girls!
仕様:SG+DVD、SG

≪CD収録内容≫
1. 僕らのフロンティア
2. タイトロープ ラナウェイ
3. outlander rhapsody
4. 僕らのフロンティア (Instrumental)
5. タイトロープ ラナウェイ (Instrumental)
6. outlander rhapsody (Instrumental)

≪DVD収録内容≫
「僕らのフロンティア」ミュージックビデオ収録

※収録内容・仕様は予告なく、変更になる場合がある。


 
<<舞台概要>>

7人の少女たちの物語、ついに舞台化決定!
Wake Up, Girls! 青葉の記録

日程:2017年1月19日~22日
劇場:AiiA 2.5Theater Tokyo
(〒150-0041東京都渋谷区神南2-1-1 国立代々木競技場 渋谷プラザ)
原作:Green Leaves
脚本:待田堂子
音楽:神前暁 MONACA
演出:柿ノ木タケヲ
出演:吉岡茉祐(島田真夢役)、永野愛理(林田藍里役)、田中美海(片山実波役)、青山吉能(七瀬佳乃役)、山下七海(久海菜々美役)、奥野香耶(菊間夏夜役)、高木美佑(岡本未夕役)  ほか
 

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(c)Green Leaves / Wake Up, Girls!2製作委員会
 
エイベックス・ピクチャーズ株式会社
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会社情報

会社名
エイベックス・ピクチャーズ株式会社
設立
2014年4月
代表者
代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
決算期
3月
直近業績
非公開
上場区分
未上場
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