セガサミーホールディングス<6460>は、12月22日、韓国・釜山広域市における複合施設開発の中止を決定し、約34億円の特別損失を計上すると発表した。11月2日に開示した2017年3月期の連結業績予想には織り込んでいないとのこと。
同社では、IR(統合型リゾート)事業を成長事業と位置付け、IR 事業への本格的な参入に必要となる施設開発・運営のノウハウを蓄積するため、2012年には「フェニックス・シーガイア・リゾート」を運営するフェニックスリゾートを買収するとともに、韓国・Paradise Groupとの協業による韓国・仁川国際空港国際業務地域における IR 施設(Paradise City)の開発に着手した。また、2013年には、さらなる施設開発・運営のノウハウの蓄積を目的として、韓国・釜山広域市における複合施設開発のプロジェクトへの参入を決定した。
その一方、2014年5月よりグループ構造改革に着手し、既存事業のみならず先行投資を進めていた事業分野も含めた全事業の位置づけを抜本的に見直し、全事業を「成長」、「安定収益・維持」、「撤退・縮小」に分類した上で、「利益率の改善」と「資本効率の向上」を目指している。
グループ構造改革の検討を進めた結果、成長分野と位置付ける IR 事業である ParadiseCity に経営資源を集中し、より一層投資効率を向上させるため、韓国・釜山広域市における複合施設開発プロジェクトから撤退することにした、としている。2013年6月に、釜山広域市において土地を取得したが、開発中止の決定に伴い、取得済みの土地の返還に向けた協議を韓国釜山広域市に申し入れたという。
なお、Paradise City については、引き続き2017年4月開業に向けて開発を進め、IR事業への本格参入に向けた準備を継続していく方針。
同社では、IR(統合型リゾート)事業を成長事業と位置付け、IR 事業への本格的な参入に必要となる施設開発・運営のノウハウを蓄積するため、2012年には「フェニックス・シーガイア・リゾート」を運営するフェニックスリゾートを買収するとともに、韓国・Paradise Groupとの協業による韓国・仁川国際空港国際業務地域における IR 施設(Paradise City)の開発に着手した。また、2013年には、さらなる施設開発・運営のノウハウの蓄積を目的として、韓国・釜山広域市における複合施設開発のプロジェクトへの参入を決定した。
その一方、2014年5月よりグループ構造改革に着手し、既存事業のみならず先行投資を進めていた事業分野も含めた全事業の位置づけを抜本的に見直し、全事業を「成長」、「安定収益・維持」、「撤退・縮小」に分類した上で、「利益率の改善」と「資本効率の向上」を目指している。
グループ構造改革の検討を進めた結果、成長分野と位置付ける IR 事業である ParadiseCity に経営資源を集中し、より一層投資効率を向上させるため、韓国・釜山広域市における複合施設開発プロジェクトから撤退することにした、としている。2013年6月に、釜山広域市において土地を取得したが、開発中止の決定に伴い、取得済みの土地の返還に向けた協議を韓国釜山広域市に申し入れたという。
なお、Paradise City については、引き続き2017年4月開業に向けて開発を進め、IR事業への本格参入に向けた準備を継続していく方針。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460