Wright Flyer Studiosは、12月28日、渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールAにて、『消滅都市』を題材とした、ドラマ×DJ×オーケストラ「消滅都市 FUTURE CONCERT」を開催した。本イベントは、12月28日~30日の期間、全5回公演で行われた。
本稿では、12月28日の公演後、サトル役として出演した声優の内田雄馬さんへのインタビューを実施。公演についての感想を中心に、印象的なエピソードなどを伺ってきた。
なお、コンサートの内容については下記、関連記事のレポートを参考にしていただきたい。
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■サトル役・内田雄馬さんにコンサートの感想をインタビュー
――:本日の公演はいかがでしたか?
内田さん:生演奏の迫力が凄かったです。僕自身、元々『消滅都市』の音楽が好きで聴いていたこともあり、生演奏を聴ける舞台にテンションが上がりました。また、『消滅都市』はゲーム性以外にも音楽が注目されている作品だと思います。テレビCMが放映されていたときも、『消滅都市』のことを知らない人が音楽を聴いて「この良い曲は何だ!?」と思うポイントがたくさんある作品ですので、その音楽を直接聴かせていただけたのは、2016年の良い締め括りになりました。
――:声優さん同士の共演についてどう思われましたか?
内田さん:ゲームは基本的にひとりでボイスを収録する機会が多いので、今回みなさんと共演しながら物語を作り上げていくことができるのは役者として凄く楽しかったです。
――:印象的なところはございますか?
内田さん:やはり、DJやオーケストラの方々と共に舞台に立つということが最も大きな違いだと思います。声優としては、ボイスを先に収録してBGMが後から収録されることが多いので、その場で音楽に影響を受けて言葉を発せる空間がかなり特殊だと感じました。普段はボイス収録の際に「どういうBGMが付くだろう?」と、自分の中で想像して喋る瞬間があるのですが、実際に曲が流れている中で出てくる言葉だと普段とは異なるライブ感を得られたことが新鮮でした。
――:最後に、ファンのみなさまにメッセージをお願いします。
内田さん:『消滅都市』は、重厚なストーリーが魅力のひとつとなっていますが、サトルも同様に複雑なバックボーンを背負っているキャラです。サトルが考えている自分の使命や背負っている心の傷、過去だけでなく未来、そういったものが重くのしかかっているキャラなので、是非、最後までサトルの物語を見届けていただければ嬉しく思います。今後とも応援をよろしくお願いいたします。
▲内田さんがボイスを務めるサトル。
――:本日はありがとうございました。
(取材・文 編集部:消滅亭やまはん)
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(c) Wright Flyer Studios
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太