ウェブテクノロジ、アニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio 5」Ver.5.8を無償アップデート…セルのタグ管理やUVアニメ設定時のマウス操作対応など



ウェブテクノロジは、2月7日、アニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio 5」Ver.5.8を無償アップデートで公開した。今回のバージョンでは主に操作性に関する改善と修正を行い、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させたもので、概要は以下のとおり(プレスリリースより)。


<セル管理機能の強化>
登録したセルに対してタグを付けることができるようになりました。任意の名称とタグの色を指定することで、どのセルがアニメーションのどの部分に使われているか整理することができ、またタグ名による絞り込み検索にも対応しています。さらに、不要なセルを検出・選択してまとめて削除することや、英数字キーを押すことでその文字が先頭のセルにカーソルがジャンプするようになり、操作性が向上しました。


<UVアニメーションの操作が直感的に>
UVアニメーションに関係するアトリビュートがオンの際、移動や回転、スケールの調整をマウス操作で行うことができるようになりました。従来の数値入力のみの方式に比べ、より直感的な操作ができるようになりました。


<操作性の向上>
今まで寄せられたご要望をもとに、操作性の改善を行いました。

○パーツなどの管理や検索性の向上
・アニメーションに使用していないセルを簡単に削除できるようになりました
・パーツがどのセルを参照しているのかを簡単にピックアップできるようになりました
・新規パーツや新規アニメーション作成時、名前が重複した際に、適切な連番が振られるようになりました

○操作ステップの削減、利便性の向上
・パーツ追加時にツリーのどの箇所に追加するかを設定できるようになりました
・複数のパーツが重なり合っている時に、キー操作で「奥のパーツ」「手前のパーツ」を切り替えられるようになりました
・アニメーションを切り替えてもパーツのフォーカスやアニメーションの再生位置が保持されるようになりました
・レイアウト状のNULLパーツやインスタンスパーツを通常パーツと同じように操作できるようになりました


<操作ミスに対する安全策>
・各種ファイルの削除時にゴミ箱を利用するようになりました
・エフェクトで使用しているセルを削除しようとする際にメッセージが出るようになりました
・レンダリングを途中で中断できるようになりました

その他、多数の改善および不具合の修正が行われています。