ウェブテクノロジ、超汎用2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」Ver.6.3.0をリリース メッシュ・ボーン機能の操作性などが向上
CRI・ミドルウェア<3698>のグループ会社ウェブテクノロジは、キャラクターアニメーションからUI、パーティクルエフェクトまで、2Dアニメのすべてを実現できる、超汎用2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」Ver.6.3.0を6月4日にリリースした。
本バージョンはWindows版とともにMac版も提供する。
■操作性と利便性が大幅に向上したメッシュ・ボーン機能
Ver.6.3.0では、メッシュパーツの汎用性の拡張や、メッシュ・ボーン機能を使用した際のUIを改善し、より使いやすくなった。
1.メッシュパーツの汎用性が向上
ジョイントパーツ、ボーンパーツが必須だったメッシュパーツだが、Ver.6.3.0からはメッシュパーツ単体で配置することが可能になった。この仕様変更により、すでに通常パーツに参照されているセルもメッシュセル化することが可能だ。
また、今までメッシュ・ボーン機能の各種パーツ(メッシュパーツ・ボーンパーツ・ジョイントパーツ)には通常パーツを子にすることができなかったが、Ver.6.3.0ではメッシュ・ボーン機能の各種パーツに対し、通常パーツを子にすることが可能になった。
これにより、さらに自由にアニメーションを制作することができる。
2.頂点の複数選択が可能に デフォーム機能がより使いやすく
ctrlを押しながらクリックすることで、頂点を複数選択することが可能になった。また、誤操作防止のために「デフォーム編集」ボタンをレイアウトウィンドウに追加した。「デフォーム編集」をONにすることでデフォーム機能を使用することが可能だ。
▼デフォーム機能の頂点複数選択
3.メッシュ・ボーンのUIを見直し
レイアウトウィンドウ上でのボーンパーツのUIを見直した。どのボーンパーツが選択されている状態か、一見して分かるように調整した。
▼Ver.6.2とVer.6.3.0のボーンパーツ比較画像
■再生対象のプラットフォームに「SS6Player For Web」を追加 HTML5に対応
再生対象のプラットフォームに4月にリリースされた「SS6Player For Web」を追加。「SS6Player For Web」を活用することで、メッシュ・ボーン機能を活用したアニメーションをHTML5で利用することができる。
●SS6Playerとは?
OPTPiX SpriteStudio 6で制作したアニメーションを再生するためのプログラム。Unity、Unreal Engine 4など、様々なゲームエンジン、再生環境用のSS6Playerを用意している。SS6Playerは無償で利用できる。
<価格>
サブスクリプション:
6ヶ月サブスクリプション 33,000円/1ライセンス(月額換算 5,500円)
12ヶ月サブスクリプション 58,800円/1ライセンス(月額換算 4,900円)
※上記の価格はいずれも税別価格。
<動作環境>
対応OS
・Windows版
Windows 10(64bit)、Windows 8.1(64bit)、Windows 7(64bit/32bit)
・Mac版
macOS Mojave(10.14)、macOS High Sierra(10.13)、macOS Sierra(10.12)
<製品ホームページ>
https://www.webtech.co.jp/spritestudio/
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698