ファンコミ子会社のアドジャポン、ビデオアドプラットフォーム「viidle」を提供開始…アプリ開発者が簡単に動画広告を掲載可能に

ファンコミュニケーションズ<2461>は、連結子会社アドジャポンが4月3日より、ビデオアドプラットフォーム「viidle(ヴィードル)」を提供開始した。

(以下、プレスリリースより)

インターネットの世界ではこの20年、デバイスやテクノロジーの発展で、テキストから画像、動画へと、コンテンツのリッチ化が加速してきました。特に2014年は「動画元年」と言われ、コンテンツだけでなく、コミュニケーション手段においても変化が加速し、消費者からはますますリッチなコンテンツが求められるようになっています。

ファンコミュニケーションズの調査では、個人アプリ開発者で月20万円以上収益を上げているのは全体のわずか0.64%しかいないことが明らかとなりました。このことから、コンテンツをリッチ化し収益増につなげられていないアプリが未だ多くあると言えます。
 

動画コンテンツなどのリッチコンテンツを運営するには運営コストの負担が大きいため、新たな収益源を作る必要があります。このような現状を踏まえ、ファンコミュニケーションズは、アプリ開発者が簡単に動画広告を掲載できるビデオアドプラットフォームサービス「viidle」を開発しました。

「viidle」は、まずは既存アプリメディアの最優先課題である収益化をサポートする、モバイルアプリ向け動画広告メディエーションサービスとして提供開始します。アプリ開発者の収益増につなげ、ゆくゆくは費用がネックで動画コンテンツを運営できていないアプリメディアにも動画コンテンツホルダーになってもらい、消費者が良質な動画を楽しめる世の中を目指します。
 

動画広告は訴求力の高さやブランドイメージの向上などから高い効果を期待されている広告フォーマットであり、日本の動画広告市場は、2013年には132億円だったのが2017年には1000億円、2020年になると2000億円規模へ到達すると予想されています。メディア運営者、特に個人アプリ開発者にとって、動画広告をアプリ内の広告枠に配信することは収益を大きく増やす機会につながると考えられ、「viidle」は、この広告効果と収益性に優れた動画広告によってアプリメディアの収益化をサポートします。

メディエーションとは複数のアドネットワークから最も収益の見込めるものを自動的に選択して配信する仕組みで、「viidle」は世界中のあらゆる地域の消費者(メディア閲覧者)を対象に、提携する世界各国の動画広告ネットワーク在庫から独自のアルゴリズムで最適な広告を配信し、広告掲載メディアにいままでにない高い収益を提供します。また、グローバル展開をするアプリメディアがメイン顧客層となるため、国ごとやアドネットワークごとの収益レポートの提供やviidle手数料の開示など、国際標準となっている高い透明性を担保することで、メディアのグローバル全体での収益性向上に寄与します。

「viidle」ではまずは年内1,000アプリの利用を目指しており、今後は、動画コンテンツのホスティングや解析、効果測定、配信の最適化など順次提供し、動画アプべてグ、コンテンツアプリメディアのためのインフラとしてメディアを支援していく予定です。

「viidle」はメディア運営のボトルネックを解消して、動画コンテンツが世界中でどんどん広がっていく時代を創り、よりリッチなユーザー体験を実現していくことを目指します。

 
株式会社ファンコミュニケーションズ
http://www.fancs.com/

会社情報

会社名
株式会社ファンコミュニケーションズ
設立
1999年10月
代表者
代表取締役社長 二宮 幸司
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2461
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