【ゲーム株概況(4/14)】全体市場軟調の中でenishとドリコムが買われる 『アナザーエデン』が好スタートのグリーは堅調 エディアは大幅反落
4月14日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続落し、前日比91.21円安の1万8335.63円で取引を終えた。SQ(特別清算指数)に絡む買い物で、朝方はプラスで始まったものの、一巡後はマイナスに転じ、もみ合い推移が続いた。さらに大引けにかけては、北朝鮮の発言が報じられ、地政学的リスクを意識した売り物が出てきたことで、下げ幅を拡大した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に軟調な銘柄が目立つ中で、enish<3667>とドリコム<3793>のプラスが目立った。どちらも新たな材料は浮上していないものの、ドリコムはIPタイトルにシフトした戦略による成長期待、enishはブラウザゲームの整理が進んだことによる業績の底打ち反転への期待といったあたりが、今月末の決算発表シーズン入りを前に意識されている部分もありそうだ。
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また、子会社Wright Flyer Studiosの新作『アナザーエデン 時空を超える猫』がこの日はApp Storeの売上ランキングでトップ30入りを果たした(関連記事)ことを好感し、グリー<3632>もプラス圏でのもみ合い推移となった。
ほか、任天堂<7974>やボルテージ<3639>などがしっかり。
半面、サイバーエージェント<4751>やエイチーム<3662>、シリコンスタジオ<3907>などが売られ、前日4月13日に発表した2017年2月期の決算が66%減の営業減益となったエディア<3935>も大幅反落した。同じく前日4月13日に第3四半期決算を発表したケイブ<3760>も安い。
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■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に軟調な銘柄が目立つ中で、enish<3667>とドリコム<3793>のプラスが目立った。どちらも新たな材料は浮上していないものの、ドリコムはIPタイトルにシフトした戦略による成長期待、enishはブラウザゲームの整理が進んだことによる業績の底打ち反転への期待といったあたりが、今月末の決算発表シーズン入りを前に意識されている部分もありそうだ。
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ほか、任天堂<7974>やボルテージ<3639>などがしっかり。
半面、サイバーエージェント<4751>やエイチーム<3662>、シリコンスタジオ<3907>などが売られ、前日4月13日に発表した2017年2月期の決算が66%減の営業減益となったエディア<3935>も大幅反落した。同じく前日4月13日に第3四半期決算を発表したケイブ<3760>も安い。
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ケイブ、3Qは2ケタ増収ながら5000万円の営業赤字 1Qに実施した『ゴ魔乙』のCMなど先行投資負担が影響 3Qは2四半期連続の黒字に(グラフ追加・追記)
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667