ベクター、17年3月期は売上高5%減、6700万円の営業赤字を計上 オンラインゲームは複数の新規タイトルが振るわず苦戦 費用は効率化で抑制
ベクター<2656>は、4月21日、2017年3月期の決算(非連結)を発表、営業収益14億7500万円(前々期比5.1%減)、営業損益6700万円の赤字(前年同期8700万円の赤字)、経常損益5700万円の赤字(同8200万円の赤字)、当期純損益1億7100万円の赤字(同8900万円の赤字)となった。
オンラインゲーム事業は、既存タイトルが堅調に推移したものの、複数の新規タイトルが振るわなかったことにより、営業収益が前々期を下回った。ソフトウェア販売事業益は、個人向けパソコン需要の縮小均衡により販売が停滞し、法人向けパソコン市場の拡販が進まず、こちらも前々期を下回る結果となった。
営業費用は、当初の計画ではオンラインゲーム事業の新規タイトルのプロモーション費用増大を見込んでいたが、効率化により費用抑制を実現、計画値より低水準に推移した。その結果、営業費用は前事業年度より僅かに減少した。また、特別損失として不採算ゲームに関連する無形固定資産などの減損損失の処理を実施した。
なお、2018年3月期通期の予想は非開示で、同社は第1四半期(4~6月)の予想のみを開示しており、売上収益2億8700万円(前期比20.2%減)、営業損益3900万円の赤字、経常損益3900万円の赤字、四半期純損益4000万円の赤字を見込んでいる。
オンラインゲーム事業は、既存タイトルが堅調に推移したものの、複数の新規タイトルが振るわなかったことにより、営業収益が前々期を下回った。ソフトウェア販売事業益は、個人向けパソコン需要の縮小均衡により販売が停滞し、法人向けパソコン市場の拡販が進まず、こちらも前々期を下回る結果となった。
営業費用は、当初の計画ではオンラインゲーム事業の新規タイトルのプロモーション費用増大を見込んでいたが、効率化により費用抑制を実現、計画値より低水準に推移した。その結果、営業費用は前事業年度より僅かに減少した。また、特別損失として不採算ゲームに関連する無形固定資産などの減損損失の処理を実施した。
なお、2018年3月期通期の予想は非開示で、同社は第1四半期(4~6月)の予想のみを開示しており、売上収益2億8700万円(前期比20.2%減)、営業損益3900万円の赤字、経常損益3900万円の赤字、四半期純損益4000万円の赤字を見込んでいる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656