プロダクションIG、スマホ向けタテ型アニメ視聴アプリ「タテアニメ」のサービスを6月5日より開始 配信開始2年での累計損益黒字化が目標
IGポート<3791>は、6月1日、グループ会社のプロダクション・アイジーが、サミー、エムアップ<3661>、博報堂DYメディアパートナーズ、刻キタル、YDクリエイションとの共同事業としてスマートフォン向けタテ型アニメ視聴アプリ「タテアニメ」のサービスを6月5日より開始することを発表した。
「タテアニメ」は、スマートフォン向けに最適化したタテ型アニメを見る、ミニ放送局アプリで、毎日新作を配信していく(土日祝日以外)。収益モデルとしては「無料で作品配信する広告モデル」 (一部有料課金有り)になる。
本アプリは、一年間で100万DLを目指しており、当初は投資先行となるが、配信開始2年で累計損益黒字化を目標としている。アプリの開発費用・コンテンツの開発費用などは2018年5月期の事業計画に計上の予定だ。
「タテアニメ」は、1作品を5から10話程度で構成し、1話の長さは約3分で構成。ユーザーは、アプリにログインし、ポイントを得ることで1日1話ずつ無料視聴できる。ポイントは広告を視聴することなどで貯めることができ、貯めたポイントを使うか、有料でポイントを購入することで1日に複数のエピソードを視聴することが可能となる。この場合、1話あたり30~50ポイントで視聴できる(1ポイント、1円で換算)。
「タテアニメ」は基本的に「タテアニメ」用に制作した新作アニメーションを配信していく予定で、リリース後も人気作、話題作のラインアップを増やしていく。現在、配信作品には下記を予定しており、順次配信して行く予定だ。
・「孤独のグルメ」 扶桑社 週刊 SPA! 原作:久住昌之、作画・谷口ジロー ※配信予定作品
・「てぃ先生」 KADOKAWA コミックフラッパー 漫画: ゆくえ高那 原作:てぃ先生
・「ルナたん~1万年のひみつ~」 NTTぷらら シグナル・エムディ 原作:スマホゲーム「ルナたん~巨人ルナと地底探検~」
・「ひとり暮らしの小学生」 宝島社 原作:松下幸市朗
・「くるねこ」 KADOKAWA エンターブレイン 原作:くるねこ大和
・「残念女幹部ブラックジェネラルさん」 KADOKAWA ドラゴンエイジ刊 原作:jin
・「アフリカのサラリーマン」 KADOKAWA コミックジーン刊 原作:ガム
・「できるかな」 扶桑社 週刊SPA! 原作:西原理恵子
■「タテアニメ」
(C)タテアニメ
会社情報
- 会社名
- 株式会社IGポート
- 設立
- 1987年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 石川 光久
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高118億4100万円、営業利益12億2500万円、経常利益13億8000万円、最終利益11億5800万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証
- 証券コード
- 3791
会社情報
- 会社名
- プロダクション・アイジー