​ガーラ、「業績」基準に係る上場廃止の猶予期間から解除に…17年3月期の営業キャッシュ・フローがプラスを計上で

ガーラ<4777>は、6月26日、2017年3月期の営業キャッシュ・フローがプラスを計上したことで、「業績」基準に係る上場廃止の猶予期間から解除されたことを発表した。

(以下、適時開示資料より)

1.「業績」基準に係る猶予期間からの解除について
当社は、平成28年3月期において、平成28年3月期を含めて営業利益及び、営業キャッシュ・フローの額が4期連続でマイナスとなったことから、有価証券上場規程第604条の2第1項第2号に定める上場廃止基準に係る猶予期間に入っておりました。

本件につきまして、平成29年3月期の営業キャッシュ・フローがプラスを計上いたしましたので、本日、株式会社東京証券取引所より、「業績」基準に係る猶予期間入り銘柄からの解除について発表がありました。

2.今後の見通し
当社グループは、営業利益を黒字経営に変容することを最重要課題と位置付けており、具体的には、平成30年3月期においては以下の施策を予定しております。

1) ゲームアプリ「Flyff Legacy」 日本語版を今夏にサービス開始予定※
2) ゲームアプリ「Rappelz Mobile」 韓国語版を今期後半にサービス開始予定※
3) ゲームアプリ「Rappelz Mobile」 欧州地域、東南アジア地域での現地言語でのサービス提供予定※
4) ゲームアプリ「Spin Clash」 今期上半期サービス開始予定※
5) その他ソーシャルアプリ・ゲームアプリの開発及び提供開始予定※
※アプリ開発の遅れ等によりサービス開始時期が遅れる場合があります。

当社及び当社グループは、スマートフォンアプリ事業におけるアプリの開発やダウンロード配信が予定通りに進まない可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予想が極めて困難であり、又オンラインゲーム事業における既存タイトルのバージョンアップによる収益予想が極めて困難であることから平成30年3月期の業績予想の公表を差し控えております。

この度、株主様はじめ関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたが、当社グループは、今後とも株式会社東京証券取引所 JASDAQ 市場における上場を維持するようにより一層の経営努力を図っていくとともに、適時・適切な情報開示を行ってまいります。

株主、投資家の皆様並びに関係者の皆様には、今後とも格別のご支援、ご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
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