無料で遊べるNVIDIAの『VR Funhouse』リリースから1年 リハビリ用途などゲームだけに留まらない利用方法とは


NVIDIAは、同社の公式サイトにおいて同社の技術をVRを使ったゲームとして体験できる『VR Funhouse』の1周年となったことから、同タイトルを使った取り組みについて公開している。

『VR Funhouse』は、全世界24万回以上ダウンロードされており、フィジー、グリーンランド、ネパールなどを含んだ 175 か国以上でプレイされているそうだ。

ゲームプレイヤーから大好評であった事はもちろんのこと、様々な研究機関が同タイトルを用いた実験を行っている。

例えば、米ニューヨーク州にあるコーネル大学の有機ロボット工学研究所では、NVIDIA との協力のもと、ユーザーの手を押したり、手の動きに抵抗を加えたりすることで、握りや実際の物体との相互作用をシミュレートする運動感覚・触覚フィードバックを機能させるべく取り組んでいる。

このデモにおいては、『VR Funhouse』をベースに作成している。

また、イスラエルとボストンを拠点とする開発会社VRPhysio では、『VR Funhouse』を使用し、仮想世界と物理世界の境界線を曖昧にする別の研究に取り組んでいる。

同社の仮想現実のリハビリプラットフォームをサポートするため、『VR Funhouse』を改良して使用している。理学療法士とゲーム開発者が設計した同社のソフトウェアは、『VR Funhouse』を使用することで、患者の首や頸椎のエクササイズを支援し、上半身のリハビリ治療に役立っているのだとか。

更なる詳細に関しては、同社の公式サイトで確認が可能だ。
 

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