フィールズ、1Qは売上高18%減、29.2億円の営業赤字を計上  遊技機販売の不調による減収が響く

フィールズ<2767>は、7月31日、2018年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上高124億4600万円(前年同期比18.6%減)、営業損益29億200万円の赤字(前年同期29億9700万円の赤字)、経常損益30億5500万円の赤字(同32億4100万円の赤字)、四半期純損益27億5200万円の赤字(同23億4000万円の赤字)と2ケタ減収、大幅赤字計上となった。
 

遊技機販売において、パチンコ機が1.4万台(前期発売の「ぱちんこGANTZ」の高評価による追加受注など)、パチスロ機が1.2万台(5機種販売)、合計で2.7万台(前年同期比0.9万台減)の販売にとどまったことが減収の要因。ただし、その減収による損益への影響を経営効率化により販管費の減少でカバーし、営業損失や経常損益は前年同期とほぼ同水準の赤字計上にとどまった。

2018年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、幅を持たせたレンジ予想のみを開示しており、売上高820億~850億円(前期比7.0~10.9%増)、営業利益10億~20億円、経常利益0~20億円、当期純利益0~10億円を見込んでいる。
 
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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