前週末に1Q決算発表のバンナムHDとスクエニHDの株価に明暗…増額発表もバンナムHDは材料出尽くし スクエニHDは市場予想上回り増額余地評価
前週末に第1四半期決算(4~6月)を発表した大手ゲーム2社、バンダイナムコホールディングス<7832>とスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の株価の明暗が分かれている。
第1四半期決算とともに2Qと通期予想の上方修正を発表し、『ドッカンバトル』の絶好調ぶりがあらためて浮き彫りとなったバンナムHDだが、週明け7日の株式市場ではこれでひとまず材料出尽くしとみた売り物が先行する展開となっている。
一方、スクエニHDは前週末に発表した第1四半期決算が2ケタ超の増収増益となるなど好決算で、市場の予想を上回ったとの見方が強かったものの、業績予想については据え置いており、今後の増額発表余地が大きいと見る向きが強いようだ。
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一方、スクエニHDは前週末に発表した第1四半期決算が2ケタ超の増収増益となるなど好決算で、市場の予想を上回ったとの見方が強かったものの、業績予想については据え置いており、今後の増額発表余地が大きいと見る向きが強いようだ。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832