モブキャスト、第2四半期の17%減収、営業赤字は0.51億円→4.75億円に拡大…「モバサカ」や「モバプロ2」売上計上もブラウザゲームの減衰響く
モブキャスト<3664>は、8月10日、第2四半期(1~6月)の連結決算を発表し、売上高13億6000万円(前年同期比17.0%減)、営業損益4億7500万円の赤字(前年同期5100万円の赤字)、経常損益4億9900万円の赤字(同8600万円の赤字)、最終損益4億7800万円の赤字(同1億9900万円の赤字)となり、減収・赤字幅拡大となった。
同社では、「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」の中国での売上に係るロイヤリティ売上の計上と、「モバプロ2 レジェンド」の配信開始に伴う新規タイトルの売上を計上したものの、主力であるブラウザゲーム市場の縮小に伴う売上高の減衰などの影響が出た、としている。広告宣伝費や人件費の抑制を中心とする販売管理費の削減を継続して実施したものの、減収分はカバーできなかった。
なお、IP及びエンターテインメントコンテンツ等に係る事業再生、事業活性化を目的とした連結子会社として、モブキャスト・エンターテインメントを設立したことで、四半期連結財務諸表を作成しているという。
2017年12月通期の見通しは非開示。グループが属する市場が事業環境の変化が激しく、かつ、新規タイトルについての不確実性が高いことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
第2四半期(4~6月)の数字を見ると、売上高6億8400万円(前四半期比1.2%増)、営業損益2億2600万円の赤字(前四半期2億4900万円の赤字)、経常損益2億4100万円の赤字(同2億5800万円の赤字)、最終損益2億4200万円の赤字(同2億3600万円の赤字)だった。微増収・赤字幅縮小となった。
同社では、「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」の中国での売上に係るロイヤリティ売上の計上と、「モバプロ2 レジェンド」の配信開始に伴う新規タイトルの売上を計上したものの、主力であるブラウザゲーム市場の縮小に伴う売上高の減衰などの影響が出た、としている。広告宣伝費や人件費の抑制を中心とする販売管理費の削減を継続して実施したものの、減収分はカバーできなかった。
なお、IP及びエンターテインメントコンテンツ等に係る事業再生、事業活性化を目的とした連結子会社として、モブキャスト・エンターテインメントを設立したことで、四半期連結財務諸表を作成しているという。
2017年12月通期の見通しは非開示。グループが属する市場が事業環境の変化が激しく、かつ、新規タイトルについての不確実性が高いことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
■追記
第2四半期(4~6月)の数字を見ると、売上高6億8400万円(前四半期比1.2%増)、営業損益2億2600万円の赤字(前四半期2億4900万円の赤字)、経常損益2億4100万円の赤字(同2億5800万円の赤字)、最終損益2億4200万円の赤字(同2億3600万円の赤字)だった。微増収・赤字幅縮小となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664