ネクソン<3659>は、8月10日、2017年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算(IFRS)を発表、売上収益1218億5600万円(前年同期比27.4%増)、営業利益560億4000万円(同3.2倍)、最終利益391億1400万円(同30.4倍)となった。
主要外貨の対円為替レートが前年同期比で上昇したことによる為替の好影響と、中国事業が引き続き好調であったことにより売上収益は大きく成長した。中国では、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』の9周年アニバーサリーアップデートおよび新キャラクターに関連したアバターやアイテムの販売がユーザーの好評を博したことなどにより好調に推移した。韓国は、主力タイトルである『アラド戦記』および『メイプルストーリー』が好調に推移したほか、第1四半期末にローンチした『真・三國無双 斬』が好調な滑り出しを見せ、『サドンアタック』や『HIT』などの減少分をカバーした。
一方、費用面では、『真・三國無双 斬』の売上収益が好調に推移していることに伴うロイヤリティ費用の増加や、韓国における既存ゲームタイトルの運用に係る従業員の増加などに伴い人件費が増加し、売上原価が増加した。販売費及び一般管理費は、『真・三國無双 斬』などの新規タイトルのリリースに合わせた広告宣伝費の増加やプラットフォーム費用の発生により、前年同期比で増加した
主な地域セグメント別の状況は以下の通り。
①日本
売上収益65億9900万円(前年同期比14.9%減)、セグメント損益18億5100万円の赤字(前年同期13億300万円の赤字)
②韓国
売上収益1090億600万円(同35.5%増)、セグメント利益641億2500万円(同48.0%増)
③中国
売上収益19億7000万円(同12.8%減)、セグメント利益12億3300万円(同21.5%減)
④北米
売上収益39億3000万円(同11.1%減)、セグメント損益28億5900万円の赤字(前年同期20億3600万円の赤字)
なお、2017年12月期通期の予想は現時点で合理的な業績予想の算定が困難であるとして非開示。第3四半期累計の業績予想のみを開示しており、売上収益1735億100万円~1774億800万円(前年同期比24.0%~26.8%増)、営業利益737億9500万円~765億200万円(同2.2倍)、最終利益549億1100万円~570億8900万円(同6.1~6.4倍)の見込み。
▼代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏コメント
「当第2四半期はすべてにおいて素晴らしい業績となりました。我々は高品質なゲームを提供し、ユーザーエンゲージメントを高め、長期的な成長のための明確な手段を実証してまいりました。当第2四半期の好調な業績は、『アラド戦記』や『メイプルストーリー』の目覚ましい結果に牽引され、売上収益、営業利益、四半期利益の全てにおいて、当社の業績予想を上回りました。主要ゲームである両ゲームタイトルは、ユーザーエンゲージメントの更なる向上に向けたライブゲーム開発及び運用という当社独自のノウハウを証明しております。また当社は、主力ゲームタイトルの売上収益基盤を元手に、2017年下半期には『LawBreakers』、『Titanfall: Assault』、『Battlejack』及び『ダークアベンジャー3』といった待望作を含む、豊富な新作ラインナップを有しております」
主要外貨の対円為替レートが前年同期比で上昇したことによる為替の好影響と、中国事業が引き続き好調であったことにより売上収益は大きく成長した。中国では、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』の9周年アニバーサリーアップデートおよび新キャラクターに関連したアバターやアイテムの販売がユーザーの好評を博したことなどにより好調に推移した。韓国は、主力タイトルである『アラド戦記』および『メイプルストーリー』が好調に推移したほか、第1四半期末にローンチした『真・三國無双 斬』が好調な滑り出しを見せ、『サドンアタック』や『HIT』などの減少分をカバーした。
一方、費用面では、『真・三國無双 斬』の売上収益が好調に推移していることに伴うロイヤリティ費用の増加や、韓国における既存ゲームタイトルの運用に係る従業員の増加などに伴い人件費が増加し、売上原価が増加した。販売費及び一般管理費は、『真・三國無双 斬』などの新規タイトルのリリースに合わせた広告宣伝費の増加やプラットフォーム費用の発生により、前年同期比で増加した
主な地域セグメント別の状況は以下の通り。
①日本
売上収益65億9900万円(前年同期比14.9%減)、セグメント損益18億5100万円の赤字(前年同期13億300万円の赤字)
②韓国
売上収益1090億600万円(同35.5%増)、セグメント利益641億2500万円(同48.0%増)
③中国
売上収益19億7000万円(同12.8%減)、セグメント利益12億3300万円(同21.5%減)
④北米
売上収益39億3000万円(同11.1%減)、セグメント損益28億5900万円の赤字(前年同期20億3600万円の赤字)
なお、2017年12月期通期の予想は現時点で合理的な業績予想の算定が困難であるとして非開示。第3四半期累計の業績予想のみを開示しており、売上収益1735億100万円~1774億800万円(前年同期比24.0%~26.8%増)、営業利益737億9500万円~765億200万円(同2.2倍)、最終利益549億1100万円~570億8900万円(同6.1~6.4倍)の見込み。
▼代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏コメント
「当第2四半期はすべてにおいて素晴らしい業績となりました。我々は高品質なゲームを提供し、ユーザーエンゲージメントを高め、長期的な成長のための明確な手段を実証してまいりました。当第2四半期の好調な業績は、『アラド戦記』や『メイプルストーリー』の目覚ましい結果に牽引され、売上収益、営業利益、四半期利益の全てにおいて、当社の業績予想を上回りました。主要ゲームである両ゲームタイトルは、ユーザーエンゲージメントの更なる向上に向けたライブゲーム開発及び運用という当社独自のノウハウを証明しております。また当社は、主力ゲームタイトルの売上収益基盤を元手に、2017年下半期には『LawBreakers』、『Titanfall: Assault』、『Battlejack』及び『ダークアベンジャー3』といった待望作を含む、豊富な新作ラインナップを有しております」
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659