ガンホー、第3四半期はQonQで減収減益 主力の『パズドラ』はMAUの減少続く 開発中の新作は世界展開前提のタイトルで11本
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、11月2日、第3四半期累計(17年1~9月)の決算説明資料と決算補足資料を公開した。
同社の発表した第3四半期(7~9月)決算は、売上高は前四半期比(QonQ)で11.1%減の208億4000万円、営業利益は同6.1%減の87億3700万円、経常利益は同5.8%減の87億8300万円、四半期純利益は同0.9%減の59億600万円と減収減益となった。
同社の説明によると、売上高の減少については、主力タイトルである『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』とその他タイトルの売上高が減少したことによる。『パズドラ』については、ユーザー数は高水準を維持しているものの、MAU(月次アクティブユーザー数)がゆるやかな減少傾向が続いているとのこと。これに伴い、売上も減った。
また、減収を受けて、営業利益も前四半期比でマイナスとなった。営業利益の減少率が売上のそれに比べて抑えられたが、これは広告宣伝費の効率化を図ったことによる。国内で引き続き『パズドラ』のテレビCMを行ったが、広告宣伝の効率化を図ってきたことで、広告宣伝費は前四半期比34%減らしたそうだ。
なお、新規タイトルについては、スマートフォン向けや家庭用ゲーム機向け、VRなど新分野向けに11本のパイプラインがあるとのこと。これまでの発表どおり、日本市場を見据えた開発から“グローバル配信”前提のゲーム開発に取り組んでいる。注目すべき動きだが、新作についての追加情報はなかった。ゲーム性やクリエイティブに強いこだわりを持つ会社だけにリリースの近い段階で発表となりそうだ。
同社の発表した第3四半期(7~9月)決算は、売上高は前四半期比(QonQ)で11.1%減の208億4000万円、営業利益は同6.1%減の87億3700万円、経常利益は同5.8%減の87億8300万円、四半期純利益は同0.9%減の59億600万円と減収減益となった。
同社の説明によると、売上高の減少については、主力タイトルである『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』とその他タイトルの売上高が減少したことによる。『パズドラ』については、ユーザー数は高水準を維持しているものの、MAU(月次アクティブユーザー数)がゆるやかな減少傾向が続いているとのこと。これに伴い、売上も減った。
また、減収を受けて、営業利益も前四半期比でマイナスとなった。営業利益の減少率が売上のそれに比べて抑えられたが、これは広告宣伝費の効率化を図ったことによる。国内で引き続き『パズドラ』のテレビCMを行ったが、広告宣伝の効率化を図ってきたことで、広告宣伝費は前四半期比34%減らしたそうだ。
なお、新規タイトルについては、スマートフォン向けや家庭用ゲーム機向け、VRなど新分野向けに11本のパイプラインがあるとのこと。これまでの発表どおり、日本市場を見据えた開発から“グローバル配信”前提のゲーム開発に取り組んでいる。注目すべき動きだが、新作についての追加情報はなかった。ゲーム性やクリエイティブに強いこだわりを持つ会社だけにリリースの近い段階で発表となりそうだ。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765