タカラトミー、2Qは売上高14%増、営業益2.5倍で着地…国内・アジアでの玩具販売好調 「トランスフォーマー」「ベイブレードバースト」の輸出増加
タカラトミー<7867>は、11月7日、2018年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高879億円(前年同期比14.7%増)、営業利益65億円(同2.5倍)、経常利益64億円(同3.9倍)、四半期純利益42億円(同7.0倍)と大幅増益を達成した。
売上高は、国内およびアジア市場での玩具販売が好調に推移したことに加え、「トランスフォーマー」「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が増加した。利益については、売上高増加に伴う影響に加えて、海外ビジネスの収益性が改善したこと、前期発生した営業外費用における為替差損の減少などが大幅な増益の要因となっている。
なお、米国小売企業における米国およびカナダでの各国破産法に基づく再生手続申請にともない、貸倒引当金繰入額3億8500万円を特別損失として計上している。
<国内市場>
今年50周年を迎えた「リカちゃん」や、テレビアニメ「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド」関連商品をはじめとした定番商品が好調に推移した。また、「ベイブレードバースト」が引き続き人気を博すとともに、「うまれて!ウーモ」や「スナックワールド」をはじめとした話題の商品の展開を積極的に行った。
<海外市場>
「ポケットモンスター」(以下「ポケモン」)の玩具が好評を得たものの、ベビー関連商品の販売は低調に推移した。一方、前期に実施した一部商品の値引き販売が減少したことなどから、収益性が改善した。
なお、2018年3月期通期の予想については、10月27日に業績予想の上方修正を実施(関連記事)しており、売上高1770億円(前期比5.6%増)、営業利益115億円(同48.5%増)、経常利益115億円(同47.0%増)、当期純利益70億円(同30.3%増)の見込み。
売上高は、国内およびアジア市場での玩具販売が好調に推移したことに加え、「トランスフォーマー」「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が増加した。利益については、売上高増加に伴う影響に加えて、海外ビジネスの収益性が改善したこと、前期発生した営業外費用における為替差損の減少などが大幅な増益の要因となっている。
なお、米国小売企業における米国およびカナダでの各国破産法に基づく再生手続申請にともない、貸倒引当金繰入額3億8500万円を特別損失として計上している。
<国内市場>
今年50周年を迎えた「リカちゃん」や、テレビアニメ「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド」関連商品をはじめとした定番商品が好調に推移した。また、「ベイブレードバースト」が引き続き人気を博すとともに、「うまれて!ウーモ」や「スナックワールド」をはじめとした話題の商品の展開を積極的に行った。
<海外市場>
「ポケットモンスター」(以下「ポケモン」)の玩具が好評を得たものの、ベビー関連商品の販売は低調に推移した。一方、前期に実施した一部商品の値引き販売が減少したことなどから、収益性が改善した。
なお、2018年3月期通期の予想については、10月27日に業績予想の上方修正を実施(関連記事)しており、売上高1770億円(前期比5.6%増)、営業利益115億円(同48.5%増)、経常利益115億円(同47.0%増)、当期純利益70億円(同30.3%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867