CRI・ミドルウェア<3698>は、11月9日、2017年9月期の連結決算を発表し、売上高12億5800万円(前の期比5.7%減)、営業利益1億1800万円(同63.6%減)、経常利益1億2000万円(同61.8%減)、最終利益8000万円(同60.6%減)だった。
同社では、新規事業領域の開拓、海外での事業展開、新製品開発による収益拡大を見込んでいたものの、顧客ニーズへの対応遅れや大型案件の失注、時期ずれ等によって受注獲得が計画通りに進まなかった、としている。
ゲーム分野では、国内で同社製ミドルウェア「CRIWARE」のスマートフォン向け許諾販売が増加し順調にシェアを伸ばしているが、海外では「CRIWARE」ブランド認知が十分に浸透しておらず、成約までに時間を要する案件が多いという。
また、組込み分野では、遊技機向け「CRIWARE」の許諾販売が下振れとなり、また、業務用エンターテインメント機器向け開発案件の受注に時期ずれが生じた。
新規分野においては、独自の動画圧縮技術を監視カメラシステムに組み入れる案件等、引き合いが増加しているものの、映像配信事業者向けに見込んでいた導入案件が失注となったとのこと。
2018年9月期は、売上高15億円(前期比19.1%増)、営業利益3億円(同152.5%増)、経常利益3億円(同150.0%増)、最終利益2億1000万円(同162.3%増)を見込む。
同社では、新規事業領域の開拓、海外での事業展開、新製品開発による収益拡大を見込んでいたものの、顧客ニーズへの対応遅れや大型案件の失注、時期ずれ等によって受注獲得が計画通りに進まなかった、としている。
ゲーム分野では、国内で同社製ミドルウェア「CRIWARE」のスマートフォン向け許諾販売が増加し順調にシェアを伸ばしているが、海外では「CRIWARE」ブランド認知が十分に浸透しておらず、成約までに時間を要する案件が多いという。
また、組込み分野では、遊技機向け「CRIWARE」の許諾販売が下振れとなり、また、業務用エンターテインメント機器向け開発案件の受注に時期ずれが生じた。
新規分野においては、独自の動画圧縮技術を監視カメラシステムに組み入れる案件等、引き合いが増加しているものの、映像配信事業者向けに見込んでいた導入案件が失注となったとのこと。
■2018年9月期の見通し
2018年9月期は、売上高15億円(前期比19.1%増)、営業利益3億円(同152.5%増)、経常利益3億円(同150.0%増)、最終利益2億1000万円(同162.3%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698