【速報】ドリコム、18年3月期の利益予想を大幅下方修正…各タイトルの関連資産を売上原価として費用処理 『きららファンタジア』障害で特損も

ドリコム<3793>は、4月26日、2018年3月期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想134億円から132億円(増減率1.5%減)とほぼ計画通りの水準となったものの、営業利益は同5億万円から1億8000万円(同64.0%減)、経常利益は同1億4000万円から3000万円の赤字、最終損益は同1億20000万円の赤字から2億1000万円の赤字にいずれも大幅下方修正された。
 

修正の理由は、収益性向上を一層本格化させるべく、足下の運用状況および将来収益力をもとに各タイトルの関連資産を精査し、複数のタイトルで今期中に資産を費用処理することが望ましいと判断し、売上原価として費用化したため。それにより、各利益項目は大幅に予想を下回ることとなった。

また、『きららファンタジア』がリリース直後から通信障害や頻繁な改修が発生し、同社は1億1200万円を支払うことで共同事業者と合意し、2018年3月期においてこの費用を特別損失として計上したことも最終損益に影響している。
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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