サイバーエージェント、第2四半期の利益進捗率66%も通期予想を据え置き 「第2四半期は出来すぎ。ゲームのボラティリティも考慮」
サイバーエージェント<4751>は、4月26日、2018年9月通期の業績予想について、売上高4200億円(前期比13.1%増)、営業利益300億円(同2.3%減)、経常利益280億円(同2.6%減)、最終利益50億円(同24.2%増)と従来予想の据え置きとした。
第2四半期までの進捗状況を見ると、売上高が49%、営業利益が66%、経常利益が66%、最終利益が85%に到達した。利益については、50%を大きく上回っており、このままいくと通期計画から上ブレる公算が大きい。業績予想を据え置いた理由について、藤田晋社長は「第2四半期ができすぎだったところもあるし、ゲーム事業のボラティリティも勘案したため」と説明し、保守的な予想であることを示唆した。
セグメント別の営業利益の進捗状況は、ネット広告とゲーム事業はそれぞれ50%を超えている。AbemaTVについては通期で200億円の赤字を出すとしたが、第2四半期では89億円となっている。進捗率は45%となる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751