任天堂<7974>は、2018年3月期の決算説明会の質疑応答を同社IRサイト上で公開し、Cygamesとの業務提携を行うことになった経緯を明かした。Cygamesの企画した『ドラガリアロスト』が任天堂の考えと共通性がある面白いアプリだと感じ、企画段階から任天堂も参画して共同で開発を進めてきたという。
任天堂の開発チームとCygamesの開発チームは、非常に親和性が高く、将来的にも一緒に働ける大事なチームとし、今後も協力して新しいアプリを作っていきたいと述べた。今後の開発については、任天堂IPを使うか、Cygamesのオリジナル企画を使うかの区別も行っていないそうだ。
また、ディー・エヌ・エーとの協業の違いについては、スマートデバイスビジネスや、ニンテンドーアカウントシステムについて技術、開発面でサポートを受けるもので、ゲームの企画と開発運営に関する協業であるCygamesとのそれとは異なるとした。DeNAとの協業については「大変満足」しているとし、今後も関係は続けていきたいとのこと。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974