フィールズ、18年3月期は売上高20%減、57億円の営業赤字を計上 2月の「風適法施行規則改正」で大型タイトルを含む複数機種の販売を断念

フィールズ<2767>は、5月11日、2018年3月期の連結決算を発表、売上高610億5500万円(前々期比20.4%減)、営業損益57億3800万円の赤字(前年同期53億7400万円の赤字)、経常損益52億400万円の赤字(同90億6800万円の赤字)、最終損益76億9100万円の赤字(同124億8300万円の赤字)となった。
 

2018年2月1日施行の「風適法施行規則改正」により、第4四半期期間(1~3月)に販売を予定していた大型タイトルを含む複数機種が型式試験の結果交付がなされず、期中の販売を断念した。これにより同社の前期の遊技機販売台数は、前年同期比5万台減となる19万台の計上にとどまった。

一方、クロスメディア事業は、再構築、営業拠点の新設を進めつつ、経営効率化によるコスト削減施策を推進した。その結果、販管費は前年同期比約40億円削減を実現した。

なお、2019年3月期通期の予想については、売上高950億円(前期比55.6%増)、営業利益20億円、経常利益25億円、当期純利益15億円の見込み。
 
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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