マイネット、18年12月期は36.8億円~34億円の最終赤字となる見通し 不正アクセスに伴う長時間メンテの影響で全額減損 上原社長は1年間無報酬に
マイネット<3928>は、本日(5月11日)、2018年12月期の業績予想を発表し、売上高115~120億円、営業損益6億5000万円の赤字~3億5000万円の赤字、経常損益7億円の赤字~4億円の赤字、最終損益36億8000万円の赤字~34億円の赤字になる見通しとした。上原仁社長は、今回の経営責任を明確にするため、2018年4月から2019年3月までの1年間の役員報酬を無報酬にすることも明らかにした。
同社の運営するゲームサービス13タイトルのサーバーに不正アクセスが発生し、長時間のメンテナンスなどの影響が及び、連結業績への影響額の算定困難な状態が続いていたが、一定の予測が立てられる状況になってきたという。通期連結業績予想のレンジ売上高、営業利益、経常利益の下限に関しては、13タイトルの売上見通しとコスト構造の適正化を現在予測できる範囲で合理的に算出したもので、上限に関しては13タイトルの再開後の売上が今後軒並み堅調に推移した場合の予測となるとのこと。
最終損益については、C&M ゲームス(現マイネットゲームス)買収に係るのれんの超過収益力が悪化することに伴い、2018年3月末時点の帳簿価額の全額15億1000万円を減損処理するとともに、付随して発生する繰延税金資産7億2000万円の取り崩しを行う。その他の特別損失に関するレンジの下限については、現在予測できる範囲における最大損失額として協業先への補填の額を5億円、上限については、協業先への補填等の額を4億7000万円と見込んでいるとした。
同社の運営するゲームサービス13タイトルのサーバーに不正アクセスが発生し、長時間のメンテナンスなどの影響が及び、連結業績への影響額の算定困難な状態が続いていたが、一定の予測が立てられる状況になってきたという。通期連結業績予想のレンジ売上高、営業利益、経常利益の下限に関しては、13タイトルの売上見通しとコスト構造の適正化を現在予測できる範囲で合理的に算出したもので、上限に関しては13タイトルの再開後の売上が今後軒並み堅調に推移した場合の予測となるとのこと。
最終損益については、C&M ゲームス(現マイネットゲームス)買収に係るのれんの超過収益力が悪化することに伴い、2018年3月末時点の帳簿価額の全額15億1000万円を減損処理するとともに、付随して発生する繰延税金資産7億2000万円の取り崩しを行う。その他の特別損失に関するレンジの下限については、現在予測できる範囲における最大損失額として協業先への補填の額を5億円、上限については、協業先への補填等の額を4億7000万円と見込んでいるとした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928