デジタルハーツホールディングス<3676>は、8月10日、ソフトウェアの検証サービスを提供するエイネットの全株式を取得し子会社化すると発表した。8月31日までに取得する予定で、取得価額は非開示としている。エイネットは、テストエンジニアの上位に位置するスペシャリスト 22 名が在籍しており、テスト要求分析から、テスト基本設計、テスト詳細設計、テストチームマネージメント、テスト評価・報告まで、テストプロセスのリードを中心としたテスト事業を展開しており、特に、医療機器検証の分野で豊富な実績を保有している。
今回の買収で、システムテスト分野のなかでも特に IT 技術の利活用により急速な成長が見込まれる医療・ヘルスケア領域に進出するとともに、エイネットのスペシャリストとデジタルハーツグループのテスターによる効率的なチーム形成による大型案件の受注など、両社の事業拡大を見込むことができる、としている。
また、エイネットのノウハウを共有し、デジタルハーツグループの教育プログラムの充実化を図ることで、広域且つ多様なスキルを持つテストエンジニアを育成するなど、今後も人材の確保、育成にも資するものになるという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一／代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円（2023年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676