マーベラス<7844>のオンライン事業における希望退職者募集の記事のリツイート数が2700を超えるなど注目されている。これはスマートフォンゲームを中心とするオンライン事業の話であり、その他の事業、特に2.5次元のステージやテレビアニメなどを展開する音楽映像事業の業績は順調そのものだ。7月31日に発表された第1四半期(4~6月)の決算報告をみていくと、音楽映像事業の売上高は前年同期比13.9%増の13億2600万円、セグメント利益は同4.4%増の4億5400万円となり、第1四半期としては過去最高の売上高・利益を更新した。
▲公演の実施時期など季節性があるため、前四半期比(QonQ)ではなく前年同期比(QonQ)で見ていくのが望ましい。四半期によって変動があるものの、売上、利益ともに右肩上がりで伸びていることが確認できる。
同社では、増収増益となった要因について、アニメ作品の二次利用収入が拡大したことに加えて、ステージ関連のパッケージ販売が好調に推移したため、と説明している。売上の伸びに対して利益の伸びがやや低いが、前年同期に比べてアニメ制作費の償却費用が増加したことによる。ステージ関連のパッケージ販売については、「舞台『刀剣乱舞』」と『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズのパッケージ販売がそれぞれ好調に推移したとのことだった。
第2四半期以降は、TVアニメについては『千銃士』を7月より放送を行った。ステージについては、「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」(6~7月)、「ミュージカル『テニスの王子様』3rd シーズン 全国大会 青学vs氷帝」(7~9月)、「舞台『戦刻ナイトブラッド』」(8月)、「舞台『モブサイコ100』続編」(9月)、「あんステフェスティバル」(9月)、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」(9~10月)を展開した。
第2四半期(7~9月)の決算については、10月31日に発表となる予定だ。「アニメ・ステージともに強力なIPのシリーズ展開を促進」「ステージは複数の完全新作も準備」としており、増収増益トレンドをキープできるのかどうか注目される。
▲公演の実施時期など季節性があるため、前四半期比(QonQ)ではなく前年同期比(QonQ)で見ていくのが望ましい。四半期によって変動があるものの、売上、利益ともに右肩上がりで伸びていることが確認できる。
同社では、増収増益となった要因について、アニメ作品の二次利用収入が拡大したことに加えて、ステージ関連のパッケージ販売が好調に推移したため、と説明している。売上の伸びに対して利益の伸びがやや低いが、前年同期に比べてアニメ制作費の償却費用が増加したことによる。ステージ関連のパッケージ販売については、「舞台『刀剣乱舞』」と『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズのパッケージ販売がそれぞれ好調に推移したとのことだった。
第2四半期以降は、TVアニメについては『千銃士』を7月より放送を行った。ステージについては、「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」(6~7月)、「ミュージカル『テニスの王子様』3rd シーズン 全国大会 青学vs氷帝」(7~9月)、「舞台『戦刻ナイトブラッド』」(8月)、「舞台『モブサイコ100』続編」(9月)、「あんステフェスティバル」(9月)、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」(9~10月)を展開した。
第2四半期(7~9月)の決算については、10月31日に発表となる予定だ。「アニメ・ステージともに強力なIPのシリーズ展開を促進」「ステージは複数の完全新作も準備」としており、増収増益トレンドをキープできるのかどうか注目される。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844