マーベラス、中間期の営業益は56%増の27億円と大幅増益 「Fate/EXTELLA LINK」など新作好調、『ポケモンガオーレ』も最高水準の業績に
マーベラス<7844>は、本日(10月31日)、第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表し、売上高133億円(前年同期比20.9%増)、営業利益27億円(同56.8%増)、経常利益28億円(同60.9%増)、最終利益19億円(同57.0%増)だった。
同社によると、コンシューマ事業で「Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)」など新作が寄与したほか、『ポケモンガオーレ』が最高水準の業績推移になり、大幅な増益につながったようだ。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①オンライン事業
売上高44億円(同2.1%減)、セグメント利益3億円(同17.3%減)だった。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」をはじめとする主力の長期運営タイトルの売上減少が続く中、前期にリリースしたタイトルの中では「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」が好調な推移となった。しかしながら、他の新作タイトルは十分な収益貢献ができず、一部タイトルについては他社への運営移管を行い、開発費を一括償却した。一方で、アジア地域を中心とした海外展開を積極的に進めた。
②コンシューマ事業
売上高は57億円(同63.4%増)、セグメント利益は20億円(同116.7%増)と大きく伸びた。国内では「Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)(PS Vita・PS4)」や、「リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-(Nintendo Switch・PS4)」を発売した。また、昨年国内で発売しヒットした「シノビリフレ -SENRAN KAGURA-」の海外版を同年9月に北米・欧州で配信を開始。加えて、ソフトウェア資産等の売却に伴う一時的な収益が発生した。
アミューズメントゲーム「ポケモンガオーレ」は稼動開始から3年が経過したが、今夏は過去最高水準の好調な業績推移となったという。「ポケモントレッタ」の海外展開や、「TRYPOD」の国内外での販売も順調に推移した。
③音楽映像事業
売上高は31億円(同5.5%増)、セグメント利益10億円(同1.2%増)だった。Vアニメ『HUGっと!プリキュア』等のパッケージ商品化を行ったほか、主幹事TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』、『千銃士』を放送し、それぞれパッケージ商品化を行った。アニメ制作費等が先行したが、映像配信を中心としたライブラリ作品の二次利用収入が拡大したという。
ステージ制作部門では、「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『テニスの王子様』」、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』等、各シリーズの最新公演を行ったほか、新たに「舞台『戦刻ナイトブラッド』」を公演し、それぞれ好調に推移した(一部タイトルの計上は第3四半期)。また、各シリーズのパッケージ商品や映像配信等の二次利用も好調だった。
2019年3月通期は、売上高250億円(前期比1.2%減)、営業利益45億円(同11.9%減)、経常利益29億円(同15.2%減)を見込む。
同社によると、コンシューマ事業で「Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)」など新作が寄与したほか、『ポケモンガオーレ』が最高水準の業績推移になり、大幅な増益につながったようだ。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①オンライン事業
売上高44億円(同2.1%減)、セグメント利益3億円(同17.3%減)だった。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」をはじめとする主力の長期運営タイトルの売上減少が続く中、前期にリリースしたタイトルの中では「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」が好調な推移となった。しかしながら、他の新作タイトルは十分な収益貢献ができず、一部タイトルについては他社への運営移管を行い、開発費を一括償却した。一方で、アジア地域を中心とした海外展開を積極的に進めた。
②コンシューマ事業
売上高は57億円(同63.4%増)、セグメント利益は20億円(同116.7%増)と大きく伸びた。国内では「Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)(PS Vita・PS4)」や、「リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-(Nintendo Switch・PS4)」を発売した。また、昨年国内で発売しヒットした「シノビリフレ -SENRAN KAGURA-」の海外版を同年9月に北米・欧州で配信を開始。加えて、ソフトウェア資産等の売却に伴う一時的な収益が発生した。
アミューズメントゲーム「ポケモンガオーレ」は稼動開始から3年が経過したが、今夏は過去最高水準の好調な業績推移となったという。「ポケモントレッタ」の海外展開や、「TRYPOD」の国内外での販売も順調に推移した。
③音楽映像事業
売上高は31億円(同5.5%増)、セグメント利益10億円(同1.2%増)だった。Vアニメ『HUGっと!プリキュア』等のパッケージ商品化を行ったほか、主幹事TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』、『千銃士』を放送し、それぞれパッケージ商品化を行った。アニメ制作費等が先行したが、映像配信を中心としたライブラリ作品の二次利用収入が拡大したという。
ステージ制作部門では、「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『テニスの王子様』」、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』等、各シリーズの最新公演を行ったほか、新たに「舞台『戦刻ナイトブラッド』」を公演し、それぞれ好調に推移した(一部タイトルの計上は第3四半期)。また、各シリーズのパッケージ商品や映像配信等の二次利用も好調だった。
■2019年3月通期の見通し
2019年3月通期は、売上高250億円(前期比1.2%減)、営業利益45億円(同11.9%減)、経常利益29億円(同15.2%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844