コナミHD、第2四半期は売上高6%増の1221億円、営業利益0.3%増の250億円と増収増益…「パワプロ」シリーズと「ウイイレ」シリーズなど主力タイトル好調
コナミホールディングス<9766>は、本日(10月31日)、第2四半期累計(2018年4月~9月)の連結(IFRS)を発表し、売上高1221億円(前年同期比5.9%増)、営業利益250億円(同0.3%増)、税引前利益249億円(同0.5%増)、最終利益171億円(同0.1%増減)だった。
同社では、前年同期に販売が好調であったアミューズメント事業の反動があったものの、eスポーツの取り組みを推進する中で、デジタルエンタテインメント事業の「実況パワフルプロ野球」シリーズ、「ウイニングイレブン」シリーズ等の主力タイトルが堅調に推移した、と説明している。
事業セグメント別の状況は以下のとおり。
売上高668億円(前年同期比15.7%増)、セグメント利益204億円(前年同期比6.1%増)だった。
グローバル市場において、世界的なサッカー熱の高まりに後押しされた「ウイニングイレブン 2018」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2018」)が第1四半期に続き好調だった。「遊戯王 デュエルリンクス」は、大型アップデートを行いユーザー数を伸ばした。国内市場では「実況パワフルプロ野球」「プロ野球スピリッツA」を中心とした各タイトルが堅調だった。
カードゲームでは、遊戯王シリーズの世界No.1を決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2018」の開催に加え、2019年2月で20周年を迎える『遊戯王オフィシャルカードゲーム』の20周年記念プロジェクトを推進するなど、引き続き各種施策の展開により、節目に向けてさらなる活性化を図った。
家庭用ゲームでは、「ウイニングイレブン」シリーズの最新作となる「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PROEVOLUTION SOCCER 2019」)を発売し、世界的なサッカーの盛り上がりも背景に、オンラインモード「myClub」を含めて好評だった。
eスポーツの取組みとしては、「ウイニングイレブン 2018」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2018」)が「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」の公開競技として採用され、盛り上がりを見せた。また、「ウイニングイレブン 2019」は、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムにて競技タイトルとして使用されることが発表され、開催1年前記念イベント「茨城プレ大会」でも使用された。
加えて、野球コンテンツでは「実況パワフルプロ野球」シリーズが第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」の文化プログラムにて使用されたほか、一般社団法人日本野球機構(NPB)と共同で、「実況パワフルプロ野球2018」を競技タイトルに使用したプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を開催することが決定し、eドラフト会議によってプロ野球eスポーツ選手36名の所属球団も決定している。
売上高113億円(前年同期比9.6%減)、セグメント利益は30億円(前年同期比33.3%減)だった。好評を博した「GI優駿倶楽部」の前年同期におけるリピート販売の反動減の影響が生じた。
オンライン対戦麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」の稼働15周年を記念した新筐体「麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛」のハイグレードモデルや、家庭用ゲームで好評の「ボンバーマン」のシンプルなゲーム性をベースに、チームバトルの要素を加えたオンライン型陣取り合戦が楽しい「ボンバーガール」が好調な稼働で推移しているほか、大型モニターで采配や選手育成など様々な楽しみ方ができる本格プロ野球カードゲーム「BASEBALL COLLECTION」が順次稼働した。
メダルゲームでは、「ボンバーマン」をテーマに、最大8人同時プレーが可能で老若男女問わず幅広い年齢層が一緒に楽しめる「ボンバーマン・ザ・メダル」が稼働を開始。また、カラールーレットと複数のボールを使った抽選型メダルゲーム「カラコロッタ」シリーズの最新作「カラコロッタ 太陽とひみつの島」も稼働を開始した。また、「マジカルハロウィン」シリーズの最新作「マジカルハロウィン6」の稼働も堅調に推移した。
売上高127億円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益15億円(前年同期比28.4%増)だった。
スロットマシンでは、「Concerto Crescent」や「Concerto Stack」をはじめとした「Concerto」シリーズの拡充を北米・アジア・オセアニア市場を中心に展開した。またアミューズメントマシンで培った経験や技術を活用したフィールド付競馬マルチステーション機「Fortune Cup」の設置が進んだ。
パーティシペーションでは、「Concerto」シリーズを主力商品に、プレミアム商品となるリンクドプログレッシブの「Smash Smash Festival」や、新しいゲームルール「Strike Zone」向けのゲームタイトルなど、ゲームラインアップの拡充に努めた。カジノマネジメントシステム「SYNKROS」では、海外を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設への導入が引き続き順調に推移した。
売上高320億円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益18億円(前年同期比2.8%増)だった。新店オープン及び施設のリニューアルを進めているが、旧施設の退店などによる影響で売上高は減少した。
続く2019年3月通期は、売上高2500億円(前期比4.4%増)、営業利益500億円(同10.7%増)、税引前利益490億円(同9.6%増)、最終利益320億円(同4.9%増)を見込む。
同社では、前年同期に販売が好調であったアミューズメント事業の反動があったものの、eスポーツの取り組みを推進する中で、デジタルエンタテインメント事業の「実況パワフルプロ野球」シリーズ、「ウイニングイレブン」シリーズ等の主力タイトルが堅調に推移した、と説明している。
事業セグメント別の状況は以下のとおり。
(デジタルエンタテインメント事業)
売上高668億円(前年同期比15.7%増)、セグメント利益204億円(前年同期比6.1%増)だった。
グローバル市場において、世界的なサッカー熱の高まりに後押しされた「ウイニングイレブン 2018」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2018」)が第1四半期に続き好調だった。「遊戯王 デュエルリンクス」は、大型アップデートを行いユーザー数を伸ばした。国内市場では「実況パワフルプロ野球」「プロ野球スピリッツA」を中心とした各タイトルが堅調だった。
カードゲームでは、遊戯王シリーズの世界No.1を決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2018」の開催に加え、2019年2月で20周年を迎える『遊戯王オフィシャルカードゲーム』の20周年記念プロジェクトを推進するなど、引き続き各種施策の展開により、節目に向けてさらなる活性化を図った。
家庭用ゲームでは、「ウイニングイレブン」シリーズの最新作となる「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PROEVOLUTION SOCCER 2019」)を発売し、世界的なサッカーの盛り上がりも背景に、オンラインモード「myClub」を含めて好評だった。
eスポーツの取組みとしては、「ウイニングイレブン 2018」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2018」)が「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」の公開競技として採用され、盛り上がりを見せた。また、「ウイニングイレブン 2019」は、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムにて競技タイトルとして使用されることが発表され、開催1年前記念イベント「茨城プレ大会」でも使用された。
加えて、野球コンテンツでは「実況パワフルプロ野球」シリーズが第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」の文化プログラムにて使用されたほか、一般社団法人日本野球機構(NPB)と共同で、「実況パワフルプロ野球2018」を競技タイトルに使用したプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を開催することが決定し、eドラフト会議によってプロ野球eスポーツ選手36名の所属球団も決定している。
(アミューズメント事業)
売上高113億円(前年同期比9.6%減)、セグメント利益は30億円(前年同期比33.3%減)だった。好評を博した「GI優駿倶楽部」の前年同期におけるリピート販売の反動減の影響が生じた。
オンライン対戦麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」の稼働15周年を記念した新筐体「麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛」のハイグレードモデルや、家庭用ゲームで好評の「ボンバーマン」のシンプルなゲーム性をベースに、チームバトルの要素を加えたオンライン型陣取り合戦が楽しい「ボンバーガール」が好調な稼働で推移しているほか、大型モニターで采配や選手育成など様々な楽しみ方ができる本格プロ野球カードゲーム「BASEBALL COLLECTION」が順次稼働した。
メダルゲームでは、「ボンバーマン」をテーマに、最大8人同時プレーが可能で老若男女問わず幅広い年齢層が一緒に楽しめる「ボンバーマン・ザ・メダル」が稼働を開始。また、カラールーレットと複数のボールを使った抽選型メダルゲーム「カラコロッタ」シリーズの最新作「カラコロッタ 太陽とひみつの島」も稼働を開始した。また、「マジカルハロウィン」シリーズの最新作「マジカルハロウィン6」の稼働も堅調に推移した。
(ゲーミング&システム事業)
売上高127億円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益15億円(前年同期比28.4%増)だった。
スロットマシンでは、「Concerto Crescent」や「Concerto Stack」をはじめとした「Concerto」シリーズの拡充を北米・アジア・オセアニア市場を中心に展開した。またアミューズメントマシンで培った経験や技術を活用したフィールド付競馬マルチステーション機「Fortune Cup」の設置が進んだ。
パーティシペーションでは、「Concerto」シリーズを主力商品に、プレミアム商品となるリンクドプログレッシブの「Smash Smash Festival」や、新しいゲームルール「Strike Zone」向けのゲームタイトルなど、ゲームラインアップの拡充に努めた。カジノマネジメントシステム「SYNKROS」では、海外を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設への導入が引き続き順調に推移した。
(スポーツ事業)
売上高320億円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益18億円(前年同期比2.8%増)だった。新店オープン及び施設のリニューアルを進めているが、旧施設の退店などによる影響で売上高は減少した。
■2019年3月通期の見通し
続く2019年3月通期は、売上高2500億円(前期比4.4%増)、営業利益500億円(同10.7%増)、税引前利益490億円(同9.6%増)、最終利益320億円(同4.9%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766