ガンホー子会社のGravity、7~9月は売上高30%減、営業利益15%減と減収減益 『Ragnarok M』の収益低下 今後は世界展開強化で巻き返しへ
韓国Gravityは、10月31日、第3四半期(7~9月)の決算を発表し、売上高が前四半期比(QonQ)で29.9%減の442億0100万ウォン(約44億6100万円)、営業利益が同14.9%減の70億8400万ウォン(同7億1500万円)、最終利益が同4.6%減の63億1200万ウォン(同6億3700万円)と減収減益となった。
『Ragnarok M』を中心とするモバイルゲームの課金収益が同35.5%減の333億8700万ウォン(33億7000万円)に減少したことに加えて、PCオンラインゲーム『ラグナロクオンライン』の定額課金による収益、日本からの『ラグナロクオンライン』のロイヤリティ収入が低下したことが響いた。営業費用を抑制したが、減収分をカバーできなかったようだ。
なお、『Ragnarok M』については、韓国と台湾からの収益が低下したものの、10月から東南アジアでリリースした。タイとインドネシア、フィリピン、ブルネイなどのセールスランキングで首位を獲得するなど好調なスタートを見せている。
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『Ragnarok M』を中心とするモバイルゲームの課金収益が同35.5%減の333億8700万ウォン(33億7000万円)に減少したことに加えて、PCオンラインゲーム『ラグナロクオンライン』の定額課金による収益、日本からの『ラグナロクオンライン』のロイヤリティ収入が低下したことが響いた。営業費用を抑制したが、減収分をカバーできなかったようだ。
なお、『Ragnarok M』については、韓国と台湾からの収益が低下したものの、10月から東南アジアでリリースした。タイとインドネシア、フィリピン、ブルネイなどのセールスランキングで首位を獲得するなど好調なスタートを見せている。
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会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765