バンナムHD、中間の営業益は25%増の439億円 玩具やアニメ・ライブイベントがけん引 「ラブライブ!サンシャイン!!」や「アイマス」「アイナナ」が貢献
バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(11月7日)、第2四半期累計(4月~9月)の連結決算を発表し、売上高3346億円(前年同期比8.4%増)、営業利益439億円(同25.7%増)、経常利益458億円(同28.3%増減)、最終利益341億円(同21.3%増)だった。
同社では、ネットワークエンターテインメント事業におけるタイトル編成の違いによる影響があったものの、トイホビー事業や映像音楽プロデュース事業が好調に推移した、と説明している。また、各事業の主力IPや商品・サービスが安定的に推移したとのこと。
各事業セグメントの状況は以下のとおり。
[トイホビー事業]
売上高1123億円(同14.5%増)、セグメント利益128億円(同131.1%増)だった。国内及び海外においてハイターゲット層に向けた商品や「ドラゴンボール」シリーズ等のカード関連商品が人気となった。
国内では、「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュア等のハイターゲット層向けの商品、「ドラゴンボール」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「プリキュア」シリーズ等の定番IP商品が好調に推移した。
海外では、アジア地域で「機動戦士ガンダム」シリーズや「ウルトラマン」シリーズが人気だったほか、中国市場での事業展開強化に向けた取り組みを行った。欧米地域では、「ドラゴンボール」シリーズのカード商品やコレクターズフィギュア等のハイターゲット層に向けた展開を推進した。
[ネットワークエンターテインメント事業]
売上高1546億円(同2.4%増)、セグメント利益234億円(同3.1%減)だった。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や「ワンピース トレジャークルーズ」、国内の「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により安定的に推移したほか、「ドラゴンボール レジェンズ」が好調なスタートをきった。また、新プラットフォームの立ち上げ等の新たなサービス創出に向けた取り組みを行った。
家庭用ゲームにおいては、ワールドワイド展開した新作大型タイトルの販売があった前年同期と比べ、ラインナップの違いから生じる業績への影響を、既存タイトルのリピート販売や国内新作タイトルの販売が好調に推移したことにより、吸収することができた。
[リアルエンターテインメント事業]
売上高460億円(同3.1%増)、セグメント利益20億円(同4.0%減)だった。業務用ゲームにおいて人気タイトルの新シリーズの販売が好調に推移した。アミューズメント施設においては、バンダイナムコならではの体験を楽しむことができる場を提供する新業態店舗の出店等を行いましたが、国内既存店が好調だった前年同期には及ばなかった。
[映像音楽プロデュース事業]
売上高205億円(同25.8%増)、セグメント利益47億円(同79.3%増)だった。「ラブライブ!サンシャイン!!」や「アイドルマスター」シリーズの映像パッケージソフトや音楽パッケージソフト等が人気となった。また、「アイドリッシュセブン」等のIPのライブイベント及びそれに関連した商品販売が好調に推移した。
[IPクリエイション事業]
売上高93億円(同36.5%増)、セグメント利益25億円(同4.3%増)だった。IPクリエイション事業につきましては、「機動戦士ガンダム」シリーズのTV作品や劇場公開作品、「アイカツ!」シリーズのTV作品等が放映・公開され人気となったほか、「ラブライブ!サンシャイン!!」の新作劇場公開に向けIPの話題喚起を行った。
【関連記事】
・バンナム、スマホゲームの7~9月の売上高は549億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と『トレクル』、『アイマス』シリーズが貢献
・バンナムHDの第2四半期のIP別売上高 『ドラゴンボール』が7~9月期で330億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と玩具貢献 『スーパー戦隊』が低迷
続く2019年3月通期は、売上高6500億円(前期比4.2%減)、営業利益600億円(同20.0%減)、経常利益610億円(同19.1%減)、最終利益430億円(同20.5%減)を見込む。
同社では、ネットワークエンターテインメント事業におけるタイトル編成の違いによる影響があったものの、トイホビー事業や映像音楽プロデュース事業が好調に推移した、と説明している。また、各事業の主力IPや商品・サービスが安定的に推移したとのこと。
各事業セグメントの状況は以下のとおり。
[トイホビー事業]
売上高1123億円(同14.5%増)、セグメント利益128億円(同131.1%増)だった。国内及び海外においてハイターゲット層に向けた商品や「ドラゴンボール」シリーズ等のカード関連商品が人気となった。
国内では、「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュア等のハイターゲット層向けの商品、「ドラゴンボール」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「プリキュア」シリーズ等の定番IP商品が好調に推移した。
海外では、アジア地域で「機動戦士ガンダム」シリーズや「ウルトラマン」シリーズが人気だったほか、中国市場での事業展開強化に向けた取り組みを行った。欧米地域では、「ドラゴンボール」シリーズのカード商品やコレクターズフィギュア等のハイターゲット層に向けた展開を推進した。
[ネットワークエンターテインメント事業]
売上高1546億円(同2.4%増)、セグメント利益234億円(同3.1%減)だった。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や「ワンピース トレジャークルーズ」、国内の「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により安定的に推移したほか、「ドラゴンボール レジェンズ」が好調なスタートをきった。また、新プラットフォームの立ち上げ等の新たなサービス創出に向けた取り組みを行った。
家庭用ゲームにおいては、ワールドワイド展開した新作大型タイトルの販売があった前年同期と比べ、ラインナップの違いから生じる業績への影響を、既存タイトルのリピート販売や国内新作タイトルの販売が好調に推移したことにより、吸収することができた。
[リアルエンターテインメント事業]
売上高460億円(同3.1%増)、セグメント利益20億円(同4.0%減)だった。業務用ゲームにおいて人気タイトルの新シリーズの販売が好調に推移した。アミューズメント施設においては、バンダイナムコならではの体験を楽しむことができる場を提供する新業態店舗の出店等を行いましたが、国内既存店が好調だった前年同期には及ばなかった。
[映像音楽プロデュース事業]
売上高205億円(同25.8%増)、セグメント利益47億円(同79.3%増)だった。「ラブライブ!サンシャイン!!」や「アイドルマスター」シリーズの映像パッケージソフトや音楽パッケージソフト等が人気となった。また、「アイドリッシュセブン」等のIPのライブイベント及びそれに関連した商品販売が好調に推移した。
[IPクリエイション事業]
売上高93億円(同36.5%増)、セグメント利益25億円(同4.3%増)だった。IPクリエイション事業につきましては、「機動戦士ガンダム」シリーズのTV作品や劇場公開作品、「アイカツ!」シリーズのTV作品等が放映・公開され人気となったほか、「ラブライブ!サンシャイン!!」の新作劇場公開に向けIPの話題喚起を行った。
【関連記事】
・バンナム、スマホゲームの7~9月の売上高は549億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と『トレクル』、『アイマス』シリーズが貢献
・バンナムHDの第2四半期のIP別売上高 『ドラゴンボール』が7~9月期で330億円と過去最高を更新 『ドッカンバトル』と玩具貢献 『スーパー戦隊』が低迷
■2019年3月期の見通し
続く2019年3月通期は、売上高6500億円(前期比4.2%減)、営業利益600億円(同20.0%減)、経常利益610億円(同19.1%減)、最終利益430億円(同20.5%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832