ボルテージ<3639>は、11月8日、第1四半期(7~9月)の決算を発表し、減収となったものの、赤字幅が大幅に縮小するなど業績改善が顕著になってきた。同日公開された決算説明資料によると、赤字こそ継続したものの、9月の単月ベースで黒字転換したとのことだった。
発表した決算は、売上高が前年同期比2.1%減の18億2700万円だった。コンテンツの売上構成に変化が出ており、女性向けが同21%減の10億8900万円と減らした一方で、男性向けタイトルが435%増の2億6300万円と大きく伸びた。『六本木サディスティックナイト』が伸びたものとみられる。
▲六本木サディスティックナイトiOS版の売上ランキングの推移。序盤は1000位台で推移するなど苦戦していたが、徐々に順位を上げ、最近ではTOP100に入る場面が増えている。出所:AppAnnie
営業損益は8900万円の赤字となり、前年同期の5億2300万円の赤字から大きく縮小。売上を維持しながら、コスト圧縮に成功したことが主な要因。同社では「スマート運営」としている。広告宣伝費を同25%減の4億1800万円としたほか、労務費が21%減の3億4400万円、外注費を34%減の1億6400万円にそれぞれ減らしたとのこと。
なお、新作については、新規アプリ5本、アプリ内新作20本を準備しており、2019年6月期中にはあと10本をリリースする予定だ。同社の売上構成で存在感を示すようになってきた、男性向けの新作も1本開発しているとのことで、どういったタイトルになるのか注目される。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639