ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、HTML5プラットフォーム「enza」の運営状況について順調に伸びていると明かした。12月の流通金額が過去最高を更新したとのこと。現在、『アイドルマスターシャイニーカラーズ』と『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』の2タイトルを配信している。
「enza」は、2018年4月24日の『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のリリースより始まった。収益状況については非開示で、ドリコムの持分法投資損益から出てくるため、数字がつかめないのだが、売上の伸びに伴い、ドリコムの「enza」向け事業の営業赤字幅が縮小しているという(こちらは「enza」そのものの事業収益とは異なるので注意してほしい)。
リリース以来、ユーザー数を増やすことよりも、ユーザビリティや会員登録、課金導線などの改善などを行っており、KPIが改善してきた。それに伴い、プロモーションも徐々に開始しており、4月の1周年に向けて様々なイベントやキャンペーンを行っていく考えを示した。
(編集部・木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793