スクエニHD、第3四半期の営業益は65%減の117億円 家庭用・スマホ・MMOが減益 「ロマンシング サガ リ・ユニバース」は第4四半期から計上

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、本日(2月5日)、第3四半期累計(18年4月~12月)の連結決算を発表し、売上高1790億円(前年同期比4.8%減)、営業利益117億円(同65.3%減)、経常利益159億円(同54.1%減)、最終利益89億円(同60.1%減)だった。

 


電子書籍が好調だったことを受けて出版事業が大きく伸びたものの、主力のゲーム事業が減収減益となった。家庭用ゲームソフトやスマートフォンゲーム、MMOゲームはいずれも減益となった。セグメント別の状況は以下のとおり。


■デジタルエンタテインメント事業
売上高1304億円(同9.1%減)、営業利益148億円(同59.3%減)だった。

家庭用ゲーム機向けタイトル「SHADOW OF THE TOMB RAIDER」、「JUST CAUSE 4」、「OCTOPATH TRAVELER」などを発売し、増収となったものの、新規大型タイトルの開発費の償却や広告宣伝費が増加したことから、前年同期比で減益となった。

スマートデバイス・PCブラウザゲームは、前期にサービスを開始したタイトルの多くが想定を下回り、既存有力タイトルの売上高に上乗せをするに至らなかった。またライセンス収入の減少や広告宣伝費の増加で前年同期比で減収減益となった。

なお、12月より配信を開始した「ロマンシング サガ リ・ユニバース」は好調な出足となっており、第4四半期から売上計上するとのこと。

多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、前年同期に「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンクエストX」の拡張版ディスクの発売があったことから、前年同期比で減収減益となった。


■アミューズメント事業
売上高342億円(同8.7%増)、営業利益14億円(同42.8%減)だった。店舗運営が堅調に推移したことに加えて、アミューズメント機器において新作の発売があったことにより、前年同期比で増収となった。一方で、店舗の機器入れ替えに伴う償却費の増加やアミューズメント機器の収益性低下などにより、前年同期比で減益となった


■出版事業
売上高99億円(同20.4%増)、営業利益28億円(同52.7%増)だった。コミック単行本は紙媒体での販売が前年同期と同じ水準だったものの、電子書籍形式での販売が大幅に増加した。さらに、マンガアプリの「マンガUP!」が好調だった。


■ライツ・プロパティ等事業
売上高51億円(同11.9%減)、営業利益5億円(同64.8%減)だった。前年同期において自社コンテンツの新規キャラクターグッズ等の投入があった反動減で、前年同期比で減収減益となった。


 
■2019年3月期の見通し

続く2019年3月通期は、売上高2700億円(前期比%増減)、営業利益300億円(同21.4%減)、経常利益300億円(同17.0%減)、最終利益210億円(同18.7%減)を見込む。

 
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 松田 洋祐
決算期
3月
直近業績
売上高3652億7500万円、営業利益592億6100万円、経常利益707億400万円、最終利益510億1300万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
企業データを見る