スクエニ、『ドラゴンクエストライバルズ』で4月のカードバランス調整について発表 勝率が突出したリーダーはいないため変更調整の実施はなし
スクウェア・エニックスは、対戦デジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』において、3月11日に事前告知を行っていた追加のカードバランス調整についての発表を行った。
運営チームで検討した結果、デッキ相性の面で有利/不利な状況となる場合はあるものの、調整を実施する必要があるほど勝率が突出しているリーダーはいないため今回カードの変更調整は実施しないとのこと。
■現在のゲーム環境について
前回のカードバランス調整後、ゲーム内では 英雄(ヒーロー)カード《レックス》と新能力「絶好調」を持つユニットを使用して戦う戦士のデッキや回復効果でゲームを長期化させ《ラーミア》での勝利を目指す僧侶のデッキの使用率が高い状況とのこと。
戦士は特にレジェンドランクにおいて使用率34%(全ランクでは使用率16%)と突出しているが現在よく使われている《レックス》を軸としたデッキは対策されやすく、苦手がはっきりしている傾向がありレジェンドランク帯での勝率は51%程度と適正な数値になっている。
僧侶は全ランク帯で見たときに使用率22%と最も使用率が高いリーダーになっている。その中心として使われている《ラーミア》を軸としたデッキは特殊勝利デッキかつ使用率が高いため警戒視しているが平均勝率は47%ほどだという。
以上の状況を踏まえ、現在の環境は
・使用率の高いリーダーはいるが 突出した勝率ではない
・どのリーダーも得意/苦手が存在する
状態であり、カードの調整は不要と判断したと発表されている。
一方で、職業間の得意/苦手の傾向が強まっており、複数デッキから選択する大会形式では問題ないが、対戦相手のデッキがわからないゲーム内ランクマッチでは一方的な展開となるケースが増えることも認識しているとしている。これは今後のカード追加でも意識して調整していくとのこと。
■次回の調整について
第6弾カードパック期間中のバランス調整は行わない予定だが第7弾カードパック発売時にあわせて既存の一部カードを調整する可能性がある。
これは、新しいパックの追加により使用可能なカードが増えることでこれまで以上に有用な使い方ができるようになるカードが強力になりすぎないよう調整することを目的としている。
実施が決まった際にはこれまで同様に事前にお知らせする。
■『ドラゴンクエストライバルズ』
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728