ネクソン、1Qは売上高2%増、営業益3%減に…レンジ予想の上限を上回る 中国『アラド戦記』や韓国『メイプルストーリー』などが想定超に

ネクソン<3659>は、11月8日、2019年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、売上収益930億円(前年同期比2.8%増)、営業利益526億円(同3.9%減)、最終利益534億円(同14.6%増)となった。同社は、第1四半期の業績業績予想について、レンジでの予想を開示していたが、売上高、利益ともに予想レンジの上限を上回っての着地となっている。
 

売上収益は、主に利益率の高い中国および韓国地域におけるPCオンラインゲームの売上収益が想定を上回ったことにより、前回予想を上回った。中国の『アラド戦記』、韓国の『メイプルストーリー』『FIFA ONLINE 41』、および新作モバイルゲーム『Lyn: The Lightbringer』の売上収益が想定を上回ったことがその要因となっている。

また、最終利益については、売上収益が想定を上回ったことに加え、第1四半期連結会計期間において主に米ドルに対して韓国ウォン安が進行し、在外子会社が保有する米ドル建ての現金預金および売掛金などから発生した為替差益63億3500万円を金融収益に計上したことも影響している。

▼代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏コメント
「ライブ運用とゲーム開発におけるたゆまないイノベーションの追求、そして自社IPへの長期的な注力により、2019年も大変好調なスタートとなりました。世界トップクラスのライブ運用及び開発を通じて、引き続き世界のあらゆる地域で事業成長を推し進めました。中国の『アラド戦記』は売上収益が当社業績予想を上回り、ライブ運用の強さを改めて証明する四半期となりました。また、韓国の『メイプルストーリー』は売上収益が前年同期比で再び2桁成長しました。さらに、『FIFA ONLINE 41』は順調にサービス移行を完了し、ユーザーエンゲージメントが高まった結果、PC・モバイルを合わせた売上収益はサービス移行前の2017年第1四半期における前シリーズ作『FIFA Online 31』とおよそ等しい規模になりました」

「当社は業界でもトップクラスに息の長いヒット作を保有しています。そのうちのひとつで累計登録ユーザー数が3億8,000万を超える『カートライダー』は、韓国での配信開始から15年が経過した当第1四半期の売上収益が前年同期比で3倍超成長しました。また、韓国で18年前に配信を開始した『Crazy Arcade BnB』のモバイル版のグローバルサービスが当第1四半期中に開始し、配信からわずか1ヵ月未満でダウンロードは1,000万を超えました」

なお、2019年12月期通期の予想は非開示。同社は第2四半期累計(1~6月)の連結業績予想を開示しており、売上収益1451億~1497億円(前年同期比4.9~8.3%増)、営業利益652億~689億円(同7.8~2.6%減)、最終利益680~711億円(同13.7~9.7%減)、EPS75.99~79.50円の見込み。
 
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 オーウェン・マホニー/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益2744億6200万円、営業利益915億4100万円、最終利益1148億8800万円(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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