マーベラス<7844>は、5月13日、2019年3月期の連結決算を発表、売上高267億7700万円(前々期比5.9%増)、営業利益47億600万円(同8.6%減)、経常利益47億9100万円(同6.2%減)、最終利益33億5100万円(同4.6%増)となった。
各セグメント別の状況は以下の通り。
①オンライン事業…売上高96億9800万円(前々期比3.3%減)、セグメント利益12億3500万円(同11.1%減)
『剣と魔法のログレス いにしえの女神』をはじめとする主力の長期運営タイトルの売上高が減少したものの、前期にリリースしたタイトルの中で、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』が好調に推移した。しかし、他の新作タイトルは十分な収益貢献ができず、一部タイトルについては他社への運営移管やサービスの中止を行った。また、開発途中のタイトルについても、将来収益の見直しに伴い一部タイトルの開発を中止し、開発費用を一括計上した。
一方で、アジア地域を中心とした海外展開を積極的に進めてきた結果、中国・韓国・台湾等の企業とのライセンス契約がまとまり収益に貢献した。また、第3四半期においては、低迷するオンライン事業の立て直しのため、構造改革に着手するとともに、早期退職優遇制度を実施した(早期退職優遇制度の実施に伴う費用は、特別損失として計上)。
②コンシューマ事業…売上高102億2200万円(同15.0%増)、セグメント利益28億4800万円(同4.1%減)
ゲームソフト販売部門は、国内では「Fate/EXTELLA」シリーズ新作の『Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)(PS Vita・PS4)』を2018年6月に、完全新作となる『リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-(Nintendo Switch・PS4)』を同年8月に発売したほか、「閃乱カグラ」シリーズの新作『PEACH BALL 閃乱カグラ(Nintendo Switch)』を同年12月に発売した。また、北米・欧州においては、昨年国内で発売した『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』海外版を2018年9月に、「閃乱カグラ Burst Re:Newal」海外版を2019年1月に、さらに、『Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)』海外版も2019年3月にリリースした。加えて、ソフトウェア資産等の売却に伴う一時的な収益が発生した一方で、開発中の一部タイトルにおいては、将来収益の見直しを行い開発費用の一括計上を行った。
アミューズメント部門は、「ポケモンガオーレ」が稼動開始から3年目となる中で、過去最高水準の好調な業績推移となった。また、「ポケモントレッタ」の海外展開や、前期に新発売した「TRYPOD」の国内外での販売も順調に推移した。
③音楽映像事業…売上高68億7600万円(同7.5%増)、セグメント利益21億200万円(同2.4%増)
音楽映像制作部門は、TVアニメ「HUGっと!プリキュア」などのパッケージ商品化を行ったほか、主幹事TVアニメ「東京喰種トーキョーグール:re」を2018年4月より、「千銃士」を同年7月より放送し、それぞれパッケージ商品化を行った。また、2018年10月には、TVアニメ「東京喰種トーキョーグール:re」第2期の放送を行ったほか、「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が公開となり好評を博した。さらに、2019年1月に「映画刀剣乱舞」、同年3月には「映画プリキュアミラクルユニバース」が公開となり、こちらも好調な観客動員数となった。
ステージ制作部門は、「舞台『刀剣乱舞』」「ミュージカル『テニスの王子様』」「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」など、各シリーズの最新公演を実施した。本年度の新作としては、「舞台『戦刻ナイトブラッド』」を2018年8月より、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」を同年9月より公演し、それぞれ好評を博した。また、各シリーズのパッケージ商品や映像配信等の二次利用も好調に推移した。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高260億円(前期比2.9%減)、営業利益38億円(同19.3%減)、経常利益38億円(同20.7%減)、最終利益26億円(同22.4%減)の見込み。
各セグメント別の状況は以下の通り。
①オンライン事業…売上高96億9800万円(前々期比3.3%減)、セグメント利益12億3500万円(同11.1%減)
『剣と魔法のログレス いにしえの女神』をはじめとする主力の長期運営タイトルの売上高が減少したものの、前期にリリースしたタイトルの中で、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』が好調に推移した。しかし、他の新作タイトルは十分な収益貢献ができず、一部タイトルについては他社への運営移管やサービスの中止を行った。また、開発途中のタイトルについても、将来収益の見直しに伴い一部タイトルの開発を中止し、開発費用を一括計上した。
一方で、アジア地域を中心とした海外展開を積極的に進めてきた結果、中国・韓国・台湾等の企業とのライセンス契約がまとまり収益に貢献した。また、第3四半期においては、低迷するオンライン事業の立て直しのため、構造改革に着手するとともに、早期退職優遇制度を実施した(早期退職優遇制度の実施に伴う費用は、特別損失として計上)。
②コンシューマ事業…売上高102億2200万円(同15.0%増)、セグメント利益28億4800万円(同4.1%減)
ゲームソフト販売部門は、国内では「Fate/EXTELLA」シリーズ新作の『Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)(PS Vita・PS4)』を2018年6月に、完全新作となる『リトルドラゴンズカフェ -ひみつの竜とふしぎな島-(Nintendo Switch・PS4)』を同年8月に発売したほか、「閃乱カグラ」シリーズの新作『PEACH BALL 閃乱カグラ(Nintendo Switch)』を同年12月に発売した。また、北米・欧州においては、昨年国内で発売した『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』海外版を2018年9月に、「閃乱カグラ Burst Re:Newal」海外版を2019年1月に、さらに、『Fate/EXTELLA LINK(フェイト/エクステラ リンク)』海外版も2019年3月にリリースした。加えて、ソフトウェア資産等の売却に伴う一時的な収益が発生した一方で、開発中の一部タイトルにおいては、将来収益の見直しを行い開発費用の一括計上を行った。
アミューズメント部門は、「ポケモンガオーレ」が稼動開始から3年目となる中で、過去最高水準の好調な業績推移となった。また、「ポケモントレッタ」の海外展開や、前期に新発売した「TRYPOD」の国内外での販売も順調に推移した。
③音楽映像事業…売上高68億7600万円(同7.5%増)、セグメント利益21億200万円(同2.4%増)
音楽映像制作部門は、TVアニメ「HUGっと!プリキュア」などのパッケージ商品化を行ったほか、主幹事TVアニメ「東京喰種トーキョーグール:re」を2018年4月より、「千銃士」を同年7月より放送し、それぞれパッケージ商品化を行った。また、2018年10月には、TVアニメ「東京喰種トーキョーグール:re」第2期の放送を行ったほか、「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が公開となり好評を博した。さらに、2019年1月に「映画刀剣乱舞」、同年3月には「映画プリキュアミラクルユニバース」が公開となり、こちらも好調な観客動員数となった。
ステージ制作部門は、「舞台『刀剣乱舞』」「ミュージカル『テニスの王子様』」「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」など、各シリーズの最新公演を実施した。本年度の新作としては、「舞台『戦刻ナイトブラッド』」を2018年8月より、「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE」を同年9月より公演し、それぞれ好評を博した。また、各シリーズのパッケージ商品や映像配信等の二次利用も好調に推移した。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高260億円(前期比2.9%減)、営業利益38億円(同19.3%減)、経常利益38億円(同20.7%減)、最終利益26億円(同22.4%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844