【ゲーム株概況(6/7)】オルトプラスは戻り売りで上げ幅縮小 「Stadia」詳細発表も大手ゲームはマチマチ ガンホーも大幅安 『ラグナロク』期待外れとの報道
6月7日の東京株式市場では、日経平均株価は反発。前日比110.67円高の2万0884.71円でこの日の取引を終えた。米国株式市場の上昇と、為替の安定を受けて、投資家心理が改善し、ハイテクや自動車など輸出関連株を中心に買われる展開となった。ただし、この日は米国で5月の雇用統計の発表を控えていることから午後に入ると様子見ムードが広がり、膠着状態になった。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、オルトプラス<3672>が一時72円高の308円まで買われた。アイディアファクトリーとの資本業務提携を行うことが材料視された。上値では戻り待ちの売りが多く、売り買い一巡後は売りに押されてジリジリと上げ幅を縮小していった。
Googleの「Stadia」のリリース時期や料金、リリースタイトルの発表を受けて、『ドラゴンボール ゼノバース2』を発表したバンダイナムコHD<7832>が買われたものの、『FinalFantasy XV』を発表したスクウェア・エニックスHD<9684>はさえない。カプコン<9697>が安く、セガサミーHD<6460>がしっかり。
他方、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が軟調に推移した。一部で、『ラグナロク マスターズ』の収益がランキング推移から期待を下回るのではと報じられている。リリース翌日にTOP50入りは決して悪くはなく、むしろ好スタートなのだが、先行リリースした韓国や台湾、東南アジアでの活躍があったので期待が大きすぎたのかもしれない。
■ゲーム関連株一覧
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、オルトプラス<3672>が一時72円高の308円まで買われた。アイディアファクトリーとの資本業務提携を行うことが材料視された。上値では戻り待ちの売りが多く、売り買い一巡後は売りに押されてジリジリと上げ幅を縮小していった。
Googleの「Stadia」のリリース時期や料金、リリースタイトルの発表を受けて、『ドラゴンボール ゼノバース2』を発表したバンダイナムコHD<7832>が買われたものの、『FinalFantasy XV』を発表したスクウェア・エニックスHD<9684>はさえない。カプコン<9697>が安く、セガサミーHD<6460>がしっかり。
他方、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が軟調に推移した。一部で、『ラグナロク マスターズ』の収益がランキング推移から期待を下回るのではと報じられている。リリース翌日にTOP50入りは決して悪くはなく、むしろ好スタートなのだが、先行リリースした韓国や台湾、東南アジアでの活躍があったので期待が大きすぎたのかもしれない。
■ゲーム関連株一覧
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832