【ゲーム株概況(7/17)】今期の業績回復見通しや新作開発材料にサイバーステップがS高 新株予約権による希薄化懸念でモブキャストHDが大幅反落
7月17日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比66.07円安の2万1469.18円で取引を終えた。米国のトランプ大統領の発言により、米中貿易交渉の協議が長引くとの見方から朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>がストップ高した。サイバーステップは、前日7月16日に発表した2019年5月期決算とともに開示した2020年5月期通期の連結業績予想が大幅な業績回復見通しとなっていることや、女性向け新作スマホゲームの開発を開始したと発表したことなどが評価材料となっているようだ。
また、アカツキ<3932>やモバイルファクトリー<3912>、enish<3667>なども買われた。enishは、中国語版の事前登録が好調な未来型アクションRPG『VGAME』のPVやキャラクター情報を公開するなど、そのリリースに向けた準備が進んでいることが市場の関心を集めたもよう。
半面、モブキャストHD<3664>が大幅反落した。モブキャストHDは、前日7月16日にSBI証券を割当先とする第30回新株予約権(行使価額修正条項及び行使許可条項付)の発行を発表しており、株式の希薄化懸念が広がる格好となっているようだ。
ほか、メディア工房<3815>が反落し、アエリア<3758>やエイチーム<3662>なども売られた。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>がストップ高した。サイバーステップは、前日7月16日に発表した2019年5月期決算とともに開示した2020年5月期通期の連結業績予想が大幅な業績回復見通しとなっていることや、女性向け新作スマホゲームの開発を開始したと発表したことなどが評価材料となっているようだ。
また、アカツキ<3932>やモバイルファクトリー<3912>、enish<3667>なども買われた。enishは、中国語版の事前登録が好調な未来型アクションRPG『VGAME』のPVやキャラクター情報を公開するなど、そのリリースに向けた準備が進んでいることが市場の関心を集めたもよう。
半面、モブキャストHD<3664>が大幅反落した。モブキャストHDは、前日7月16日にSBI証券を割当先とする第30回新株予約権(行使価額修正条項及び行使許可条項付)の発行を発表しており、株式の希薄化懸念が広がる格好となっているようだ。
ほか、メディア工房<3815>が反落し、アエリア<3758>やエイチーム<3662>なども売られた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810