日本ファルコム、第3四半期の営業利益は97%増の9億6100万円と大幅増…ライセンス部門の売上高が62%と急増 「イースⅨ」は9月発売に向けて制作中!

日本ファルコム<3723>は、本日(8月8日)、第3四半期(2018年10月~2019年6月)を発表し、売上高15億2400万円(前年同期比47.9%増)、営業利益9億6100万円(同97.0%増)、経常利益9億6300万円(同96.1%増)、最終利益6億7700万円(同87.7%増)だった。

 


ライセンス部門の売上高が同62.4%増の12億7100万円と大きく伸びたことが主な要因とみられる。

「英雄伝説閃の軌跡Ⅲ」と「閃の軌跡エントリーパック」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」の繁体字中国語版及び韓国語版を発売したほか、「英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ:改-Thors Military Academy 1204-」と「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ:改-The Erebonian Civil War-」英語版を発売した。

さらに、Linekong Entertainment Technologyと「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」スマートフォン用アプリの全世界配信契約を締結したほか、複数の新規ライセンス案件の契約を締結したという。

旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」、Nintendo Switch向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」のほか、「幻想大陸エレストリア」、「竜星のヴァルニール」、「ラングリッサーモバイル」、「ウォーロックスZ」などのゲームタイトルとのコラボレーション展開も行なった。

製品部門では、売上高は2.0%増の2億5200万円だった。「英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」の販売や「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」のクリスマスGiftパッケージを販売したほか、「イース セルセタの樹海:改」や「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-スーパープライス」を発売した。そして「イース」シリーズ最新作「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」を9月26日の発売に向けて鋭意制作中とのこと。


 
■2019年9月通期の見通し

続く2019年9月通期は、売上高20億円(前期比15.2%減)、営業利益10億円(同22.5%減)、経常利益10億円(同22.8%減)、最終利益6億7000万円(同19.9%減)を見込む。

 
日本ファルコム株式会社
http://www.falcom.co.jp/

会社情報

会社名
日本ファルコム株式会社
設立
1981年3月
代表者
代表取締役社長 近藤 季洋
決算期
9月
直近業績
売上高25億2400万円、営業利益12億4000万円、経常利益12億4400万円、最終利益8億5200万円(2024年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3723
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