バンナムHD、スマホゲームなどネットワークコンテンツの売上は横ばいの476億円 家庭用のリピート販売がゲーム事業の売上・利益の伸びをけん引
バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(8月8日)、第1四半期(4-6月)の連結決算において、スマホゲームやPCオンラインゲームなどを中心とするネットワークコンテンツの売上高が前年同期比で0.4%増の476億円と微増にとどまった。ワールドワイド展開している「ドラゴンボール」や「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルが好調だったとのこと。
四半期別の売上高の水位を見たものが以下のグラフだ。次の四半期はQonQで10%増の524億円となる見通し。2018年3月期の第2四半期以降、500億円前後で横ばいで推移しているように見える。スマホゲーム市場が成熟化し、減収となるゲーム会社が多い中、高水準の売り上げをキープしているといえよう。
今回の決算で伸びが目立ったのは、家庭用ゲームソフトだった。売上高は同8.4%増の179億円だった。新作の大型タイトルの発売はなかったものの、「JUMP FORCE」や「ACE COMBAT7: SKIES UNKNOWN」、「ドラゴンボール ファイターズ」などの既存タイトルのリピート販売が海外を中心に伸びたという。
なお、ネットワークコンテンツと家庭用ゲームをあわせた「ネットワークエンターテインメント事業」全体の売上高は、712億2200万円(同1.8%増)、セグメント利益は144億3100万円(同41.4%増)と増収増益となった。特に利益については、採算性の高いリピート販売が中心だったという家庭用ゲームソフトによる貢献度が大きかったもようだ。
四半期別の売上高の水位を見たものが以下のグラフだ。次の四半期はQonQで10%増の524億円となる見通し。2018年3月期の第2四半期以降、500億円前後で横ばいで推移しているように見える。スマホゲーム市場が成熟化し、減収となるゲーム会社が多い中、高水準の売り上げをキープしているといえよう。
今回の決算で伸びが目立ったのは、家庭用ゲームソフトだった。売上高は同8.4%増の179億円だった。新作の大型タイトルの発売はなかったものの、「JUMP FORCE」や「ACE COMBAT7: SKIES UNKNOWN」、「ドラゴンボール ファイターズ」などの既存タイトルのリピート販売が海外を中心に伸びたという。
なお、ネットワークコンテンツと家庭用ゲームをあわせた「ネットワークエンターテインメント事業」全体の売上高は、712億2200万円(同1.8%増)、セグメント利益は144億3100万円(同41.4%増)と増収増益となった。特に利益については、採算性の高いリピート販売が中心だったという家庭用ゲームソフトによる貢献度が大きかったもようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832