バンナム、第1四半期のゲーム事業の大幅増益は新作関連費用の減少と「enza」初期費用がなかったことが要因 既存タイトルのリピートやDL販売も貢献
バンダイナムコホールディングス<7832>は、第1四半期のネットワークエンターテインメント事業が増益となった要因について、前年同期に比べて新作が少なく、開発費と広告宣伝費が減ったことに加え、「enza」の立ち上げにかかる初期コストが今期においては発生しなかったことを大きな要因として説明した。
さらに決算短信の説明と同じく、家庭用ゲームの大型新作がない中、既存タイトルのリピート販売やフルパッケージ販売のダウンロード比率が高かったことも増益要因になったという。一般的に過年度発売タイトルは、開発費を前の期に計上するため、新作に比べて利益率が高くなる傾向にある。
同社の第1四半期のネットワークエンターテインメント事業は、売上高が前年同期比1.8%増の712億2200万円、セグメント利益は同41.4%の144億3100万円となり、営業利益が大きく伸びた。
続く第2四半期(7~9月)においては、売上高787億7800万円(前四半期比10.6%増)、営業利益65億6900万円(同54.5%減)と増収減益となる見通し。9タイトルのネットワークコンテンツを投入するほか、家庭用ゲームソフト「CODE VEIN」を9月下旬に投入する予定で、開発費とマーケティング関連費用が計上されるため、としている。
さらに決算短信の説明と同じく、家庭用ゲームの大型新作がない中、既存タイトルのリピート販売やフルパッケージ販売のダウンロード比率が高かったことも増益要因になったという。一般的に過年度発売タイトルは、開発費を前の期に計上するため、新作に比べて利益率が高くなる傾向にある。
同社の第1四半期のネットワークエンターテインメント事業は、売上高が前年同期比1.8%増の712億2200万円、セグメント利益は同41.4%の144億3100万円となり、営業利益が大きく伸びた。
続く第2四半期(7~9月)においては、売上高787億7800万円(前四半期比10.6%増)、営業利益65億6900万円(同54.5%減)と増収減益となる見通し。9タイトルのネットワークコンテンツを投入するほか、家庭用ゲームソフト「CODE VEIN」を9月下旬に投入する予定で、開発費とマーケティング関連費用が計上されるため、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832