ロシュ・ダイアグノスティックスと、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の子会社であるDeSCヘルスケアは、子宮頸がん検診の受診率向上を目指す「Blue Star Project(ブルースタープロジェクト)」を共同で発足した。施策の第一弾として神奈川県横浜市をモデル地区とした啓発活動を予定している。
「Blue Star Project」では特設サイトを開設し、子宮頸がん検診への理解を促進することを目的としたコンテンツを配信するほか、同サイトに横浜市子宮頸がん検診実施医療機関一覧を掲載する。これらの情報は、DeSCヘルスケアが提供するヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」とも連動し、同アプリの利用者向けにも各種情報を提供する。
また、DeNAが2017年にグループ企業である横浜DeNAベイスターズ・横浜スタジアムとともに、スポーツ振興および地域経済活性化等に向けて横浜市と包括連携協定「I☆YOKOHAMA協定」を締結していることから、同市をモデル地区として地元に密着した活動を推進する。
さらに検診受診率向上に向けた取組、「Blue Star Project」により得られたアンケート調査結果等を横浜市に提供する。なお横浜市では、子宮頸がんの検診受診率を令和4年までに現在の46.1%から50%に引き上げることを目標としているという。第一弾とする今回の活動を契機に日本国内全体の子宮頸がん検診の受診率向上を目指す。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432