ベクター <2656> は、10月23日、第2四半期累計(4~9月)の連結決算について黒字転換したことを明らかにした。発表した決算は、営業収益5億0600万円(前年同期比9.0%増)、営業利益3900万円(前年同期1億3200万円の赤字)、経常利益3600万円(同1億3100万円の赤字)、最終利益3400万円(同1億3300万円の赤字)だった。
同社では、ソフトバンクとの業務提携で、2019年1月より開始した「App Pass」の運用業務を開始したことが黒字転換の要因としている。オンラインゲーム事業から撤退した影響をカバーし、売上高も前年同期を上回るものとなった。
App Pass事業
販売金額は、2億7300万円だった。2019年1月よりApp Pass運用受託を開始したことにより、App Pass事業として設定している。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっている。
ソフトウェア販売事業
販売金額は、1億7900万円(前年同期比12.8%増)となった。法人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いていたが、法人向け市場への利便性を高めるサービスの拡充、拡販施策等の実施及び2019年10月に実施される消費増税前の駆け込み需要等により、販売金額は増加した。
サイト広告販売事業
販売金額は、1700万円(前年同期比1.6%減)となった。ネットワーク配信型広告(キーワード広告、ユーザーの傾向を分析する行動ターゲティング広告等)の営業収益は、配信単価の下落の影響を受けて微減の結果となった。
2020年3月通期の予想は非開示。第3四半期累計(4~12月)の見通しを公開しており、営業収益7億3000万円(前年同期比4.5%減)、営業利益3900万円(前年同期は1億9400万円の赤字)、経常利益3600万円(同1億9300万円の赤字)、四半期純利益3400万円(同1億9600万円の赤字)とした。
同社では、ソフトバンクとの業務提携で、2019年1月より開始した「App Pass」の運用業務を開始したことが黒字転換の要因としている。オンラインゲーム事業から撤退した影響をカバーし、売上高も前年同期を上回るものとなった。
App Pass事業
販売金額は、2億7300万円だった。2019年1月よりApp Pass運用受託を開始したことにより、App Pass事業として設定している。App Pass利用者数に応じた収入が当該事業の販売金額となっている。
ソフトウェア販売事業
販売金額は、1億7900万円(前年同期比12.8%増)となった。法人向け市場は底堅く推移し、個人向け市場は減少が続いていたが、法人向け市場への利便性を高めるサービスの拡充、拡販施策等の実施及び2019年10月に実施される消費増税前の駆け込み需要等により、販売金額は増加した。
サイト広告販売事業
販売金額は、1700万円(前年同期比1.6%減)となった。ネットワーク配信型広告(キーワード広告、ユーザーの傾向を分析する行動ターゲティング広告等)の営業収益は、配信単価の下落の影響を受けて微減の結果となった。
■第3四半期累計でも黒字見通し
2020年3月通期の予想は非開示。第3四半期累計(4~12月)の見通しを公開しており、営業収益7億3000万円(前年同期比4.5%減)、営業利益3900万円(前年同期は1億9400万円の赤字)、経常利益3600万円(同1億9300万円の赤字)、四半期純利益3400万円(同1億9600万円の赤字)とした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656